「喘息手記」
81歳2013年8月14日
81歳2013年8月14日
アレルギー性咳喘息平成23年10月頃より少し咳が出始めました。ある時娘に、息をしている時ヒューヒューと音が鳴っていると言われ、呼吸で音が鳴るのは喘息かもしれないので、一度病院で診てもらったほうがいいと言われ、10月の末位に病院に連れて行ってもらいました。
レントゲンでは、昔に胸を患った跡があるが、肺の方は問題なかった。それよりも心臓のほうが問題で、かなり肥大しているということで、心電図と血圧を測ると、血圧の上が168と下が98と高く脈もとんでいた。昔から血圧が高く、血圧で入院したこともあったが、その時から心臓が肥大していると言われていました。
血圧を下げるために薬を飲むように言われたのですが、薬を飲むのが嫌いなため、食事療法で頑張ってきました。今回訪れた病院の先生は、なぜ心臓肥大になったのか、血圧との関係をわかりやすく、色々と教えてくださったので、初めて納得がいき、血圧の薬を飲むことにしました。咳のほうは経過をみるということで、咳に関しての薬はありませんでした。
平成24年に入ってから、夜中に咳が止まらず、眠れなくなってきたので、主治医に話すとアレルギー性咳喘息と言われ、アドエア250ディスカス吸入を夜寝る前に2カウント吸入するように言われて、さっそくその夜から試してみました。
2~3日で随分と咳が治まってきて、そのまま2週間位は毎日使っていましたが、ほとんど咳が出なくなってきたので、2~3日に1回にしたり、または咳が出るときだけ使っていました。娘がアドエアというのはどういった薬なのか調べると言って「くすりの辞典」という本を買ってきて調べたところ、この薬はステロイドだということです。
医師にこのアドエアという薬はステロイドですかと問うと、これは弱い分なので使っても大丈夫ですよと言ったが、娘は、ステロイドは怖い薬だから使わない方がいいと言うので、しばらくは使わないでいました。
2ヶ月位は使わずに済んだのですが、また咳が出始め、怖い薬とわかっていましたが、我慢できない時のみ使うようにしました。
この頃より娘が急にリウマチ性多発筋痛症になり、最初は近くの病院でステロイドを処方されていたのですが、ステロイドを飲むのが嫌で、ステロイドを使わず治療してくれる松本漢方クリニックをインターネットで探し出して通いはじめました。そして松本漢方クリニックのホームページの内容を詳しく私に教えてくれました。
娘のステロイドのリバウンドが少し落ち着いてきた時、松本漢方クリニックにある患者さんの手記に、70歳代の人も漢方薬でリバウンドを乗り越えて喘息を治している人がいるから一緒に行こうと言ってくれ、この頃夜中の咳がひどくなってきていたので、11月に一緒に連れていってもらうことにしました。
松本先生に血圧の薬を飲んでいることと、アレルギー性咳喘息と言われたことを伝えましたら、ベルクスロンと煎じ薬と粉の漢方薬の3種類を処方してくださいました。さっそくその日から飲み始めました。
2日後の夜中、今までで最高に咳がひどく、おなかの中がひっくり返って出てきそうなくらい咳が出て、一晩中止まりませんでした。3日目には、すごい頭痛と気分の悪いのと両方で、何とも言えない辛さが3日位続きました。娘はステロイドを止めたとき、同じような症状を経験したらしく、この症状がリバウンドだと教えてくれました。顕病と気分の悪いのは3日位で薄れていったのですが、夜中の咳のひどいのは変わらず、寝ることも出来ない位に激しい咳がでました。
松本先生に電話してそのことを伝えると、粉薬を変えてくださり、それを飲むと2日後くらいから徐々に夜中の咳がなくなり、次にお薬をお願いするころにはほとんど咳は出なくなっていました。
平成24年11月に松本漢方クリニックを訪れ、12月末に最後のお薬を注文して以降、おかげさまで今日(平成25年8月)までお薬を飲まなくても咳は出なくなりました。漢方薬は長く飲まないとよくならないと思っていましたが、こんなに早く良くなり楽になるとは思いませんでした。
松本先生ありがとうございました。手記を書くのが遅くなり申し訳ありませんでした。