「尋常性乾癬手記」

49歳男性2014年8月1日

尋常性乾癬と診断されて、一年間は、総合病院での通院でしたが薬と言えば、ステロイドの塗り薬とチガソンという飲み薬でした。ちなみにチガソンの処方には誓約書にサインをしました。医者が、言っていることなので何の疑問もなく書類に目を通してサインをし処方してもらった。一年通院したが、一向に良くならないので、地元の大学付属病院を紹介してもらい大学付属病院へ転院した。(その付属病院には、和漢診療科がありそこに通院しようと思ったので)

しかし、和漢診療科ではそこでも診療するが、皮膚科でも診療してほしいということなので、附属病院の皮膚科での治療を受ける。(「漢方なんて気休めだから」と皮膚科の先生から言われる。)和漢診療科では、漢方飲み薬を処方される。皮膚科では、二種類のステロイド塗り薬とチガソンを処方される。また一年が過ぎる。しかし一向に良くならない。皮膚科では、高額医療制度で、月一回自分で注射する薬を使うと肌がきれいになると言われる。(決して治るとは言わず、一生打たなくてはいけないとも言われる。)この薬をネットで検索してみると、副作用にごくまれに皮膚がんを発症することもあると書いてありとても怖くなる。このままではだめだと思い、ネットで治療法など検索してみる。いろいろありましたが、松本漢方クリニックが目に付いた。ステロイドを一切使用しない医院ということで、すぐに電話した。予約制ではないとのことなので、一週間後に松本漢方クリニックに行った。

松本先生に会い治療の説明を聞き、ここならと思い治療をお願いした。ステロイドをやめるとリバウンドがきついと話されていたが、確かにきつい。肌は、赤い斑点が徐々に大きくなり体全体に腫れあがり、朝起きシャツを着替えると、

床が皮膚で白くなり掃除機を掛けないと生活できないくらいだ、寝ていたベットも皮膚だらけで掃除機が必要。体は、動かすと皮膚がつっぱって痛い。この状態が半年ほどつづきましたが、いまでは、大分綺麗になりました。まだ完治しませんが、松本先生の言葉(病気は、あんたが治すんやで)を信じて治療をつづけたいと思います。