「私のメニエール病診療の経過と現在 」
54歳 男性 2016年8月19日
54歳 男性 2016年8月19日
最初に違和感を覚えたのは、5月の末のことでした。急に低音域の音がダブったり、反響して聞こえ出しました。実は、7年前にも似た症状で「低音障害型感音難聴」と言われ、はっきりと覚えていませんが、薬を飲んで1~2週間、安静にして治まったような記憶がありました。(その時はステロイド剤が出されたようでした。)今回も同じ病気だと思い、今回は早めに近所の耳鼻科に行き、前回同様に薬を処方してもらいました。(今回はステロイド剤はもらっていませんが、最後に「出しましょうか?」と言われていました。)しかし、今回はいっこうに良くならず、あとでそれが「めまい」と判ったのですが、「ふわふわするような感覚」「ぐるぐる回るような感覚」に悩まされ出し、周りから「もっと大きな病院でちゃんと調べてもらった方がいい。」と言われて、大阪市内の難聴で有名な病院に行ったところ、聴力検査、MRI検査、重心動揺検査、電気眼振図検査で「メニエール病」と言われました。ただ、私の場合、特殊で右耳か左耳かはっきりしないということでさらに次の検査をすると言われたのですが、その検査が「約1ヵ月先しか予約が取れない!」と言われたのと、医者の方から「メニエール病は治らない、一生の病気です。」と言われて悲嘆に暮れました。それが7月8日の金曜日でした。翌日の土曜日にそもそも「メニエール病」がどんな病気なのか、聞いたことはあるけれどもよくわからなかったので、ネットで調べていたところ、そのサイトの4個くらい下に松本漢方クリニックの「メニエールは完治する その理論と証拠」というサイトを見つけました。
最初は「胡散臭い(ごめんなさい!)」と思って、さらっとしか見ませんでした。翌日の日曜日、やはり治らないと言われた言葉が頭から離れず、そもそもその治らない病気に対してもう一度検査をやって、いったいどんな治療をしてくれるのかと思い、再度、ネットで「メニエール」と「ヘルペス」で叩いたところ、兵庫県にもそれを提唱する医者の方が居るようでした。兵庫県よりはまだ遠いといっても高槻の方が近いなと思いながら、メニエール病を患っていた地方の方の手記をたまたま読みました。すると、似たような経緯で似たような薬をもらっていた方が松本漢方クリニックで快方に向かったとあったので、「藁をもつかむ思い」で家族に保険適用外かも知れないが行ってみたいと話をしました。「よし、行こう!」と思い立ってまた再度ホームページで行き方の確認をしていたら医院の外観の写真が出てきました。またもや「胡散臭いなあ(ごめんなさい!)」と思ってしまいましたが、なんと月曜日が休診日。何とか気持ちを奮い起こして火曜日の朝、電車に乗り込みましたが、途中の駅でJR京都線が人身事故で止まっているという放送があり、またスゴスゴと家に戻りました。しかし、また気持ちを奮い起こして水曜日の朝、出ようとしたところにゲリラ豪雨!「これは、行くなという天の声なのか。」と思っていたら1時間ほどでスカっと雨が上がったので再度出発しました。
高槻駅を降りてすぐ、ミスタードーナツの上の松本漢方クリニックはすぐにわかりましたが、やはり異様なたたずまい(ごめんなさい!)。そして中に入ってまた異様な雰囲気(ごめんなさい!)。採尿はともかく、いきなり「鍼灸治療を受けていただきます」と言われ、「やっぱり来るとこ、間違うたかなあ(ごめんなさい!)」とその時の正直な気持ちです。
そして私の順番になり、いきなり先生から「今日はなんで来たんや?」と言われたので、「先生のメニエール病は完治するというホームページを見て来ました。」と言ったところ、いきなり先生から握手、そして先生からの「病気は誰が治すんや?」という問いに、「私の免疫力です。先生はそのヘルプ。」と答えたら、「うぉー。」と言ってまた握手。あとは問診票見ながら、「ヘルペスや。あんたはヘルペスや。」次に「お薬手帳」を見てもらったとたんに、「これとこれとこれは飲むな、毒や。こんなん飲んでたから必ずリバウンドが来るけど頑張って薬飲んで。今日、採血するから結果出る1週間後にまた来て。」これで診察終わり。最後に採血されましたが、今までのような耳に関する処置が一切なく拍子抜け。「ほんまに、こんなんで治るんやろか?(ごめんなさい!)」
その日からもらった薬を飲み始め、木曜は特に変化なし。ところが、金曜、土曜と調子が良く、今まで2日続けて良かったことがなかったので思わず「治った!」と思ったのですが、日曜、月曜と今度は今までになかったくらいの「めまい」に襲われ、「くそー!高い金払ったのにムダやったか。」と思ってしまいました。今考えるとこれが先生の言われていたリバウンドだったのかなと思います。
忘れもしません。ちょうど薬を飲み始めて1週間になる翌日、19日の火曜日、2日間ひどかった「めまい」が嘘のようになくなりました。20日、通院して採血の結果を聞きました。もともと会社の健康診断でも酒やたばこを人より多く飲んでいる中年にしては毎回、全く問題なく、今回もヘルペス値のみが高く、あとの数値は全く問題ありませんでした。先生からは「なっ、やっぱりそやろ。あんたの近年の病気はすべてこいつのせいや。」と言われました。確かに、全く健康診断では問題ないのに、ここ5年ほど、人のあまりかからない病気にばかりなって苦しんでいました。最初が百日咳(まだこんな病気があったんです)、次が食道カンジタ症(食道にカビがはえていました)、そして頸椎ヘルニア(首が回らず、肩が上がらなくなりました)、脊柱間狭窄症(傷みで歩けなくなりました)。そして今回のメニエール病です。しばらく薬を頑張って飲みなさいと言われて帰りました。
その後、今日までかすかに「めまい」、「耳鳴り」、「音のダブリ」などはありましたが以前のようなひどい症状まではありません。1ヵ月苦しんでいたのが嘘のようにましになっています。またひどくなったら・・・という不安はまだ残っていますが、本当に治るんだと自分に言い聞かせて頑張っています。あと、不思議に思うのが、都合、3回通院しましたが、毎回、鍼灸の女性の方と松本先生に同じようなこと、例えば「まじめすぎや。」とか「治ったと思って無理したやろ。」とかを言われます。やはりプロの見る目が同じなのか、私が単純なパターン人間なのか?そして、松本漢方クリニックの前に通った市内の大きな病院にもある意味感謝しています。その病院が中途半端なことを言わず、「治りません。一生の病気です。」と言ってくれたおかげで松本漢方クリニックに行く決心がつきました。もし、ずるずると通院して治らない薬ばかり飲まされていたら、今頃はまだ「めまい」に苦しんでいたことでしょう。そして、本当に松本漢方クリニックには感謝しています。病気を快方に向かわせたのは、私の免疫力で、先生は単なるヘルプ(拝借しました。ごめんなさい!)ですが、こんなに短期間で「治らない難病(と言われています)」が快方に向かったのは、本当に松本漢方クリニック様のおかげです。ありがとうございます。完治目指して頑張ります。