「50歳を過ぎてからの気管支喘息・膠原病・更年期障害」

52歳2017年5月6日

昨年4月にひいた風邪をこじらせ、2週間経っても咳が治まらず、胸も苦しくなってきたので、呼吸器内科に行きました。レントゲンや呼吸を調べる検査などで「気管支喘息」と診断され、処方されたのは、ステロイドのパウダー状の吸入薬(1週間分)でした。使ってみると咳や胸の苦しさが治まったので、1週間後に再度病院へ行きますと、今度は同じ薬が30日分処方されました。

先生にどのくらいで治るのかを聞いたら、「2~3年気長にみていくしかないですね。」とのことでした。ステロイドの副作用のことは聞いていたので、これ以上ステロイド吸入薬を使うことを躊躇し、漢方薬で治せないかとネットで探したところで、松本漢方クリニックを見つけたのです。そこには、「アトピー・喘息・リウマチ(アレルギー・膠原病)・・・」と書かれていました。実はそれより半年前に、手の指が動かしにくい感じがあったので、病院へ行き血液検査を受けました。抗DNA抗体の数値が70以上で、とにかく高かったです。病名は「膠原病の一種」「自己免疫疾患」と言われましたがピンときませんでした。症状として、寒い時期に手の指先が白くなる「レイノー症状」はありましたが、この病院で薬の処方は無く、毎月の血液検査で経過をみることになりました。

松本漢方クリニックでの診察で、先生の話を聞いた時、喘息も膠原病も原因はヘルペスであるということが、はじめは理解できませんでした。ただ、高校生の時に帯状疱疹ヘルペスを発症したこと、その原因も小学校の時に中耳炎にかかり、免疫を抑える薬を使ったためにヘルペスウイルスが増殖したという話は理解できました。確かに松本漢方クリニックでの血液検査では、水痘帯状ヘルペスの数値が93もあり、異常に高いということでした。それから医院のHPを読むようになりましたが、先生の文章は医学関係者向けらしく、私には難しかったです。そこで薦めてくださったのが、Naokiさんのブログです。読んでみると、先生の理論が図解になっているので少しは分かりやすかったです。初めて松本漢方クリニックの理論を読む方には補助としてお薦めです。

処方される薬は、煎じ薬と白い錠剤(抗ヘルペス薬)が常です。冬場は薬草2風呂にも入りました。家では出来る時にお灸をしています。もうすぐ1年が経過する頃ですが、今年の冬はレイノー症状で指が白くなることが少なかったです。また花粉症も、ムズムズしたり目が痒かったりしたのですが、今年は症状が出ませんでした。目の乾燥も少し改善されてきました。更年期障害の(先生曰く、更年期障害なんて病気は無い!)、ホットフラッシュはまだありますが、朝起きた時の吐き気は和らいできています。また、きっかけとなった気管支喘息は、去年の10月頃はまだ胸の圧迫感やつかえ等の症状がありましたが、今は症状を感じることがほとんどないです。今も薬は飲んでおり、もう少しヘルペス値が下がるように続けてみます。

(追記)

余談ですが、私は平成7年頃~13年頃までの間、非常にストレスの大きい仕事をしていました。その後、美容関係でプラセンタをちょくちょく摂取していたことなど、この両方は、ヘルペスウイルスが増殖するのに好機だったと思います。