「漢方薬と抗ヘルペス薬で完治を目指して(線維筋痛症・ヘルペス手記)」

匿名希望55歳2015年11月6日

松本先生、長い間手記を書かずにいて、すみませんでした。良くなったり悪くなったりの繰り返し的な所は有りますが、経過報告とさせていただきます。


平成17年頃に受けた人間ドックの検査で、RAの数値が高いことがわかりましが、当時は体調が良かったので、そのまま放置しておりました。

その後2年ほど経過してから、肘が痛くなり医師の診察を受けました。検査の結果またしてもRAの数値が陽性と出ましたが、医師からは「まだリウマチと言える段階では無く、投薬治療の対象にもならない」と言われました。

ネットで色々と調べると、リウマチは治らない病気とされているが、寛解に至るケースもあるということを知りました。そして寛解に至るには自然治癒力、自己免疫力を高める事が大切であるとのことでした。そこで、自然治癒力、自己免疫力を高めるという治療法を実践することにしました。病院には通院せず、とりあえず自分で治すように頑張ってみました。

自然治癒力、自己免疫力を高める治療法について調べた結果、食生活を玄米食などの自然食や野菜や果物を多く取る食事に変え、特別な呼吸法や運動などを行うことが必要だとわかり、それを実践することで段々と良くなりました。

その後、5年位でほとんど良くなりました。しかし、東日本大震災の際に首を痛めてから、他の関節や筋肉が痛くなり始めました。なかなか症状が良くならず、また色々調べた中に、松本漢方クリニックのホームページがありました。そしてホームページに掲載されている理論や治療方法を読んで、納得し、大阪まで行き、

治療を受けました。

松本漢方クリニックでの1年目に受けたのは、抗ヘルペス剤、漢方薬とお灸による治療でした。それでだいぶよくなりました。2年目から呼吸法やツボのマッサージを加えました。その結果、痛みやこわばりがなくなりました。そして、薬代の負担が大きかったことや仕事も忙しかったこともあって、松本漢方クリニックでの治療を勝手に休んでしまいました。

しかし、1年ほど経過した頃、重労働をしたら、また筋肉が痛くなりました。そして、一年ぶりに松本漢方クリニックから薬を頂くことになりましたが、しばらく治療を休んだことについて、松本先生から大変なお叱りを受けました。しかし、それは患者のことを思ってのことと理解しております。そして再び抗ヘルペス薬による治療と自己免疫力を高める漢方薬による治療を合わせて実行しました。

筋肉の痛みは一ヵ月ほどで良くなりましたが、その頃に人間ドックを受けた結果、「肝臓に石灰化が見られる」という事を言われたため、ベルクスロンでの治療に心が後ろ向きになってしまいました。そして、痛みの程度がかなり良くなったこともあって、また治療を休んでしまいました。

それからしばらく経過して、重労働をしたら、またしても筋肉痛になりました。松本先生に手記を書くよう言われたのに書かずじまいで、なかなか松本漢方クリニックに連絡出来ずにいました。しかし、これを良い機会と捉え、自らの反省と共に今後の治療に向けて頑張る気持ちを忘れずに持ち続けられるよう、今、治療経過の手記を書いております。私も皆さんの書いた手記を参考にしたり、励まされたりしてきたので、お礼の意味もあります。


現在は、だいぶ良くなっているので、今回は松本漢方クリニックの治療(抗アシクロビル、漢方薬、鍼灸)に加え、休まずに自然治癒や自己免疫力向上の治療を行っていけば、回復し、完治するかもしれないと考えております。

松本先生の膠原病に対する見解は、理論的で納得のいくものです。体内に入った異物に対する反応による症状と、ヘルペスの影響で起きる症状を区別して考えておられ、それぞれに対する治療も納得のいくものです。

抗ヘルペス薬の保険適用が実現されれば、我々の治療費もずいぶん楽になります。この手記を役所の皆さんがご覧になっていたら、是非、早期に保険適用にしていただきますようにお願い申し上げます。海外では保険の適用を受けているそうなので、是非、日本でも抗ヘルペス薬の保険適用をお願いします。


最後に、松本先生、本当に有難うございます。若先生も有難うございます。お忙しくて大変かと思いますが、健康に留意し、これからも沢山の患者を助けていただきたいです。頑張って下さい。