「潰瘍性大腸炎・ヘルペス・むち打ち手記」
57歳男性2015年4月6日
57歳男性2015年4月6日
松本先生いつもお世話になっています。経過報告いたします。まずこの潰瘍性大腸炎と告げられた時の事をお話します。私はこの病気とは別に35年位前にバイクで後ろから追突され鞭打ちになり左目の奥の痛みと首の凝り、肩の凝り、背骨の特に左側の筋肉の痛み、左腰の痛み(鈍痛)がありました。それに加え今から10年位前には泌尿器科の病気にもなり、下腹部の痛みとか会陰部の痛み、直腸(肛門痛)とかもありました。泌尿器は東京に行き膀胱部の手術にて下腹部の痛みは徐々になくなっていきましたが、会陰部と肛門痛は減少しながらも、まだ痛みは残っていました。その時に痔に使う液体の注入する分もよく使っていたと思います。今までの二つの病気で毎日イライラがありストレスも感じていたと思います。そういった日々を暮らしていましたが、平成26年6月位に自分が近くの道を歩いて帰って来ると、母親が右目の横あたりに血の跡があり転んで打った可能性があったのですぐ救急へ連れて行きました。手も足も両方動くので脳は問題ないでしょうと抗生剤とカロナ-ルという解熱鎮痛剤が出て帰りました。その次の朝起きると額3センチ位、おでこが大きく腫れていたので、すぐまた救急に連れて行きました。それでCT撮ると外傷性くも膜下出血で即入院になりなした。それにより自分自身のイライラ感がさらに増した様に思います。そういった事もあり平成26年9月の初め位に体に異変が出るようになりました。お尻から勢い良く出すと血便が出たり、粘血便が便器一杯に飛び散る様に出るようになりました。今までに血が飛び散るような事は一度もなかったので、近くの某大学病院の救急にすぐ行きました。すると医師には、尻に指を入れ痔ではないようなので昼間の外来で大腸カメラの予約をする様に言いました。そして当日の昼に再度行き大腸カメラの予約をして帰りました。3週間後でしたので、それまで持つだろうかと、フェロミア(鉄剤)を飲みながら騙しだましの生活をしながら9月23日のカメラに備えました。そして9月23日がやっときたのでカメラをしてもらいました、すると肛門の出口辺りがもっとも出血しやすく、次に直腸から30センチ位の所が、次に糜爛がひどく出血しやすいとの事でした。細胞を採取して検査するので2週間後にまた外来予約しました。その時処方薬でアサコ-ルが朝昼夕方で1回に3錠(計1日9錠)でました。しかしアサコールとフェロミアを服用していたにもかかわらず、貧血と栄養状態は悪化するばかりでした。あまりに出血がひどいため、次の外来を待たずして10日位して病院に行きました。その時は、別の先生でしたが、前採取した細胞検査の結果はでていて菌の関係はいませんでしたとの事でした。それで出血がひどいのでと伝えると、アサコールが一回5錠(1日15錠)になりました。それからずっと薬を服用するも出血が全然良くなる気配なくどんどん貧血が進みました。同時に大腸の吸収が悪いため栄養状態も悪く撒水状態もひどくなりました。そしてついに10月8日の夜、血圧、上170で下100(脈拍100)になり寒気がしました。脈をおちつかせる(トーアミン)テノーミンのジェネリックを服用するも良くなる気配が全然なくすぐに車で救急に行きました。脱水状態がひどく夜11時位から朝の8時30分まで生食の点滴をしてもらい朝8時30分に車イスで運ばれ外来に行き、またまた大腸カメラになりました。カメラの結果は前よりひどくなっているとの事で即入院になりました。入院してからの治療ですが、最初は生食を1週間位して、飲み薬はプレドニンとバクタという薬が出ました。プレドニンは朝5錠でバクタ(1包)夕方がプレドニン(3錠)バクタ(1包)でました。それが1週間位続きました。途中、採血あり、食事は5日目位からでた様に思います。2週目は採血結果が良くなくプレドニンが8錠に増えました。丁度その頃からGキャップが週2回ペースで計10回受けました。1週間位で点滴が一度とれましたが、大腸の吸収が悪いので点滴をやめると明らかに調子が悪くなる感じがわかりましたので、輸液と鉄剤(増血剤)も点滴してもらう様こちらから言いました。ですから、退院まで70日でしたので63日位はずっと点滴をしていた事になります。2週目にプレドニンが8錠になりましたが、プレドニンは徐々に減らしていかないといけないと言われましたので、プログラフ(カプセル)が代わりにでる様になりました。ただ入院中、血中濃度がよくないとの事でプログラフが12錠でた事もあります。1ヶ月半くらいすると大腸がどうゆう状態か調べるとの事で再度大腸カメラをしたところさらに炎症が広がっているとの事でレミケードをするしかないとの事でした。しかし貧血はまだ全然上向く傾向にないため受けるしかない為2回うけました。3回目は丁度退院してからの外来でする予定でしたが、もうその時には松本漢方クリニック(松本先生)のところに行った後でしたので、3回目は保留にしてもらいました。
ここから松本先生に行った後の経過をご報告します。平成26年12月24日に松本漢方クリニックを初めてたずねました。先生の病院は入院中ネットで調べていてすぐ見つけ出す事ができました。潰瘍性大腸炎で検索かけるとすぐ目につくのは、難病の特定疾患というのを目にしますが、そういうのは気に留めずどんどん検索したらすぐ見つけだす事ができ、読んでいると漢方にて完治させますと、書いてあったのですぐメモをとりました。先生に症状を説明して食前の漢方と食後の漢方とかゆみの塗り薬と飲み薬と漢方風呂をだしていただきました。先生の理論については、退院する10日位前から患者さんとの手記も含め何度も読んでいました。処方してもらった漢方を食前と食後にすぐ飲みはじめましたところ、2日目には出血が止まりました。病院では出血が完全にとまらない状態での退院でしたので、びっくりしました。その出血があったのは、2週間後にガスとともに勢い良くだした時少し出血があった程度です。それ以降は一度もありません。便の状態ですが2ヶ月位は水っぽい状態は続きましたが、2ヶ月くらいしてからは完全なる形とはいきませんがそれらしい形になってきました。先生の所へ2回目行った時には別のアトピーの煎じ薬を処方してもらいました。それと1ヶ月くらいしてガスが出やすいという事でフラジールを処方してもらいました。2週間くらい服用するとガスは出なくなりました。それと1月中ごろ耳たぶとかの辺に虫が動いている感じとピリピリ感とかこわばり感を言うとそれはヘルペスが増殖してなる症状との事でアシクロビルを処方していただき今も服用してます。
平成27年4月6日現在のトータルでの症状は血便は一切なし。便の形はバナナ状までとは行かないまでも正常に近い形にまでなっています。耳たぶの下の痛み、こわばり痛み、首凝り、肩こり、背中の痛み、かなり軽減している。後もう一歩かなという感じです。1月後半にお伺いして血液検査でまだヘルペス数値が基準以内でなかったので、それがだんだん下がっていけばさらに痛みとかこわばりが消失していくと、筋肉の硬さとかさわるとそのように感じます。また2週間後に薬の予約と2ヶ月に一度は血液検査もあるのでお伺いします。まさか鞭打ちの症状まで良くなってくるとは思いませんでした。松本先生有難うございます。