「ステロイドを嫌った喘息治療の記録(途中経過)」

48歳2017年7月31日

私は松本漢方クリニックさんで喘息の治療を受けています。現在、治療を初めて8ヶ月が経過しました。まだ完治はしていませんが、先生から手記を書くように言われましたので、私の治療の経緯をここに綴ります。この手記では、東京に住んでいる私が、なぜ大阪の病院で治療を受けたのかという理由と、病院に駆け込むまでの発症経緯、8ヶ月間の治療の記録の3つに関して報告したいと思います。

1.なぜ松本漢方クリニックで治療を受けたか

松本漢方クリニックさんへ駆け込んだのは、平成28年12月16日でした。前日夜にほぼ一睡もできないほどに咳き込み、呼吸が困難になりました。会社へ出勤できないどころか、命の危険すら感じるほどの状況になり、それまで遠方であるため診療に掛かるか迷っていた松本漢方クリニックさんに、迷うことなく向かいました。

東京にいる私が大阪の松本漢方クリニックへ向かった理由ですが、以前、私の妻が膠原病を患った時、松本漢方クリニックさんに治療していただいた実績があった為です。その時に、ステロイドの有害性と免疫による治療の効果について勉強していたため、アレルギーに関する病気になれば、松本漢方クリニックさんに相談しようと考えていたためです。

2.発症の経緯

喘息は急に発症したわけでなく、その兆候は、松本漢方クリニックさんに駆け込む前の1年以上前に現れていました。今考えてみれば、電話で話した母や友人から「鼻声じゃない?」と言われたのが最初の兆候だったと思います。その時は特に自覚症状はありませんでした。数ヶ月後に風邪をひいた後、咳が止まらなくなり、地元の病院で「アレルギー性の喘息」と診断されました。当然薬が処方されたのですが、ステロイドを使っていることはわかっていますので、処方された薬は一切手を付けずに様子を見ていました。季節によって強弱はありますが、生活に支障が出ない程度の咳であったため、一度診てもらった後は、特に病院に通いませんでした。

その後も特に何の治療もすること無く過ごしていましたが、平成28年の春あたりからは、朝夕にかなり咳き込むことが多く、通勤の電車内で咳を我慢するような状態になり、少しずつ悪化していました。そして、12月に死を覚悟するレベルの喘息が発症したのです。

3.治療の記録

なんとか東京から松本漢方クリニックまでたどり着き、先生の診察を受けて、お薬(食前は、小青竜湯エキス顆粒とマツウラ麻杏甘石湯エキス顆粒+煎じ薬。食後は煎じ薬を処方いただきました。処方された薬を数日飲むと、それまで呼吸することが辛かった症状が改善しました。

その後約2ヶ月後には、朝夕以外では、ほとんど咳が出なくなりました。さらに、4ヶ月後には朝夕もほとんど咳が出なくなりました。この手記を書いている時点(治療を開始して8ヶ月後)では、運動した後にも咳が出なくなり、ほぼ普通の生活と言って良い状態まで回復しています。症状的にはほぼ完治といえる状況ですが、先生から完治(血液の値が正常になった)と言われるまで治療を続けていきます。