「喘息 リウマチ手記」

41歳2011年8月4日

2000年冬

慢性気管支炎を発症。毎日、痰がで、気管支のかゆみの為、総合病院を受診。ムコダイン、クラリスを服用するようになりました。毎朝、色のついた痰が出始め、それから長く上記の薬を服用し始め、(9年間)、アレルギーを抑える薬、ステロイドを含む吸入も勧められそれも含めて、長期間服用をいたしました。その総合病院の呼吸器内科はかなり患者数も多く先生1人で多数の患者さんをみておられ、数時間受診待ちの後はいつもの薬を当たり前に薬を処方されるだけだったと思います。

2007年5月

子供を1人出産。子育ても始まりました。

2008年4月

職場に復帰、さらに忙しくなり、家事、育児で、睡眠不足が続きました。職場の人間関係にもストレスを感じ始め、日中めまいを起こすことも度々ありました。

2009年12月

経費節約の為、職場(パソコンの入力作業が多い)では一冬、暖房を点けてはもらえず、手足はこわばり、しまいには背中には今までにない痛みを感じましたので、内科を受診いたしましたが、何も異常がないようでした。

次に足の親指に痛みが出、首筋も痛みました。特に、一日中寒さをこらえるので座りっぱなしの状態から立ち上がろうとする時には体がこわばり、上手く歩く事もできませんでした。

2010年5月

急に歯が(顎の周りの筋肉が)痛み始め、歯科医を受診いたしました。虫歯かな?と思っていましたが、虫歯はなく、歯科医の先生からは口筋のこわばり痛みがある。額関節に異常はないけど歯を食いしばり過ぎているため、将来は口を開ける事も出来なくなるのでは?ということで就寝時にマウスピースを使用することとなりました。口もできるだけポカンと開けて歯を食いしばらないでください。とも指導されましたが、1カ月たってもマウスピースの効果はなく症状は強く出るようになっていきました。しばらくしてからは、耳の上の骨、足の甲、手の中指、肩、股関節が痛くなり整形外科を受診いたしました。股関節は臼蓋形成不全という病気でした。乳児期からの股関節のかぶさりが浅

く、足の骨がすり減りつづけ将来、人口股関節などの手術が必要とのことでした。ですが、それ以外の箇所の原因はわからず、整形外科でもらった湿布を貼りました。それからは痛みが、あちこちと広まり、リウマチの疑いもあり、総合病院と整形外科は4件受診いたしました。まず血液検査では、CRP値等にも異常がみられず、リウマチと判断される結果はでませんでしたが、これらの病院の血液検査すべてでZPP、血沈は高い数値でした。ですがリウマチの診断基準を満たさない為、経過観察のみという診断で、インターネットで救いを求めるように検索し始めたのが松本漢方クリニックとの出会いです。

2010年8月

初めて先生とお会いした時に、必ず治してあげるでー。と言ってもらった瞬間から精神的にも良い方向へ向かい始めました。顎の周りの筋肉の痛みはヘルペスで、ZTT、血沈の上昇は膠原病ときっぱりと言ってくださいました。長年のステロイド使用の為、免疫が下がっておりました。煎じ薬、薬湯、鍼灸を続ける事ができるのかとかなり不安でしたが、1年間とにかく継続しました。ヘルペスを抑えるベルクスロンは月1~2週間は、服用することもありましたが、2011年に入るとあまり使用せずともおさえられるようになったと思います。

冬には朝、筋肉や関節には、しびれ、痛みがありましたが、そこには強めにお灸をいたしました。しばらくするとかさぶたが出来、かゆみも起こりその繰り返しで痛みは良くなったと思います。中でも、慢性気管支炎は治りが本当に早く、2、3カ月で結果がでました。一番、面倒だった治療は薬湯で長時間つかるのは怠けてしまいましたが、出来るだけ週二回、1時間でも入ると汗もたくさん出るようになり体温も上がり、夜ぐっすり眠れるのが嬉しく思いました。今まで月1回は引いて治りにくかった風邪もほとんどひかなくなり、引いてもすぐに治るようになり、とにかく松本先生処方以外の薬をたよることが、なくなりました。治るはずもないとされているリウマチも今では症状がなくなり心より感謝をいたしております。