「身も心も健康になるために(喘息手記)」

32歳2016年2月28日

はじめに、“自分で治す”力をくださった、松本先生に心より感謝申し上げます。本当に、本当に、ありがとうございました。曇っていた空が晴れたような、清々しい気持ちです。この手記を手にしてくださる方にも、同じように、清々しい時間が訪れることを、心より願います。

私は、物心ついた頃から、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎と診断され、耳鼻科や眼科に行くのが日常でした。(不思議とアトピー性皮膚炎にはなりませんでした。)花粉症の季節はつらく、毎年1月下旬から、ゴールデンウィークが終わる頃まで、目が痒く、鼻が詰まって、息が出来ない毎日を過ごしました。約半年に及ぶこの期間は、本来の自分ではない気がして・・・。治す方法も何も知らない私は、「体質だから」と諦めていました。(今は「アレルギー体質」なんて存在しないことが、よくわかりました。)

そんな中、猫を譲り受けました。猫と暮らすのは初めてで、一緒にいると、息が苦しく、目が痒く、熱が出ました。近くの病院へ行くと、風邪ではなく、血液検査の結果は「猫アレルギー」でした。「数値が高過ぎる、猫の毛を大量に飲むと死んでしまうから、手放しなさい。」と言われ、すごくショックでした・・・。猫を手放す、という選択肢がなかったので、遊んだ後は手を洗う、一緒に寝ない等、工夫をして何とか過ごしました。それでも苦しい夜がありました。(息が出来なくなるのは決まって夜でした。)

相変わらず、「アレルギー体質」「猫アレルギー」と思い続けていたのですが、ある夜、息が出来ず目が覚めました。吸っても吸っても、ほんの少しの量しか吸えず、喉の方からヒィヒィと鳴り、このまま死んでしまうのではないか・・・と思いました。最悪の夜は、一度限りではありませんでした。病院へ行くと、「気管支喘息」になっていると、吸入器のアドエアを処方されました。発作が起きると、アドエアを使用し、一時は楽になり、また発作が起きて・・・の繰り返しでした。

それから数年後、突然、視界に蜃気楼のような、形にならない光が現れ、目に何か入ったのか?と思っていると、今までに感じたことのない強い頭痛が始まりました。起き上がれないほどで、病院へ連れて行ってもらうと、「偏頭痛」とのこと。それまで、頭痛自体、ほぼ経験したことがなかったので、驚き、またショックを受けました。(やはりヘルペスの影響でしょうか。)

アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、猫アレルギー、気管支喘息、偏頭痛・・・。一体、「絶好調!」と言える、健康な日はどのくらいあるのだろう。「健康になりたい、心も体も!」心よりそう願いました。アレルギーとは一体何なのか?そもそも病気とは何なのか?こんなに医学が発達しているのに、何故病気はなくならないのか?病院とは?薬品会社とは?病院と薬品会社の関係は?世の中のお金の流れを知りました。

この頃から、薬の服用もやめました。農薬、化学調味料、白砂糖・・・食べている物も見直しました。しかし、今の自分が出来ることは限られていました。すべての「毒」を断つことは難しい・・・。それなら、毒を出せるようになれば良いと思いました。まず、死にそうになる喘息をどうしても治したい!と、藁をもすがる思いで、「喘息完治」とインタネット検索しました。そこで出逢ったのが、「松本漢方クリニック」でした。先生の論文が、ストンと心に落ちて、読むうちに、「これしかない!」と思いました。また、患者さんの手記にも、希望を感じました。

初めて受診で、喘息を治したいことや、アレルギーのことを話すと、松本先生は「君、肩こりと頭痛もあるね?思春期はニキビできなかった?」と私の顔を見るだけで言い当て、「必ず治るよ、治すのは君や」と手を握ってくださいました。涙が出そうなほど、うれしかったです。

漢方薬を煎じ飲んだその日、こんなにぐっすり眠れたのは人生で初めてかもしれないと思うほど、深い眠りを体験しました。それから2週間は、発作もなく、よく眠れて、快適な日々を過ごしていたのですが、そのあとは苦しい夜が続きました。また、体験したことのないような頭痛も・・・。漢方で免疫が上がると、隠れていたヘルペスを見つけ、闘うとのこと。正に、それが私の体にも起こっていたのです。必ず治ると信じていたので、先生のおっしゃる通り、漢方とヘルペスの薬を続けました。治せない病気はない、病気の原因は、化学物質とヘルペス。松本先生の理論はとてもシンプルです。自分なりに理解し、漢方の力、そして、自分の体の底力を実感した3ヶ月目でした。この3ヶ月で、いつの間にか、喘息の発作は治まっていました!

喘息のあとは、鼻水、鼻づまり、目の痒みが今も続いています。これは治っていく過程だそうです。松本先生は、「喘息よりは長くかかるよ」とおっしゃっていました。死ぬかもしれないという喘息がなくなったので、少し気長に治していこうと思います。もう少しで、そういう症状ともお別れです。

辛い、苦しい、そんな思いでしたが、症状は体の高貴な闘いであると、松本先生はおっしゃっていました。体は、色んなことに影響を受け、もくもくと動いているのですね。そのことに感謝し、これからの人生、自分を愛し、また、人にも愛を届けられる人でありたいと思います。

本当に本当に、ありがとうございました。

これからも、よろしくお願いいたします。