「膠原病手記」
匿名希望72歳2012年1月20日
匿名希望72歳2012年1月20日
はじめに
私の体は65歳ぐらいから少しずつ不健康になったようです。詳しくは病歴の項目に書きました。膠原病の中のいくつかに該当すると思います。いずれも難病とされ、完治はむつかしいと説明されました。対処療法としていずれもステロイド剤が処方されています。使用に際し、副作用の程度を一応指摘されてきました。完治ができないのにステロイド剤を継続して使用することに違和感と疑問をもっていました。インターネットのホームページでアトピー性皮膚炎にリウマチ等の膠原病が治せるという論文に接しました。大阪府高槻市の松本漢方クリニックで、院長松本仁幸先生です。
松本先生は数十年の臨床医としての実績をもたれ、いまも活躍されておられます。漢方薬と鍼灸等により、免疫を高めて自己のもっている免疫力で病気を治癒するものです。また、多数の診てこられた患者さんの手記でも知ることができます。今回松本先生に治療していただいて2年目になり、いままでの経過と現状を手記にしました。先生には、その間多くの励ましとアドバイスをいただき、たいへん感謝しております。治療ももう少しというところまできていると思います。今後ともよろしく指導をお願い致します。
病歴
掌撞濃庖症 個人医院
2003年~2009年2月まで6年間患う。
1日:1錠ベタセレミンTWBS副腎皮質ステロイド剤服用
就寝前に手のひら、足のうら、軟膏塗布ステロイドホルモン剤
錠剤はできるだけのまないほうが良いとの医師の助言があった。
リウマチ性多発筋痛症(PMR) 近在の大病院
2009年3月、肩の痛みで朝起きるのが苦痛になり、その後
立ち上がるのが腰の痛みで困難になる。1ヶ月後病名確定、5月
にステロイド剤プレドニン5㎎1日3錠服用。10日ほどで
ウソのように炎症がとまる。血液数値の赤沈40mm時以下確認。
尋常性乾群 上記病院の皮膚科
2009年4月PMRから1ヶ月遅れで乾癬を発症する。
その後11月まで軟膏塗布(外用薬)による対処療法。
デルモベート軟膏0.05%チューブ製 強ステロイド剤
オキサロール軟膏25mgチューブ製 ビタミンD剤
症状が悪くなると薬を塗る量も増えて恐ろしく感じた。
リウマチ性多発筋痛症の経過
2009(H.21)年12月5目松本漢方クリニックで初めての診察。医院の待合所や診察室には
ステロイド剤は使用しないことを明記してありました。3ヶ月が過ぎ4/1錠服用していたプレドニン錠(ステロイド剤)をとめるよう支持される。1週間ほどしてからリバウンド症状が出始めました。体全身にはげしい痛みとこわばりがあって、毎日の生活が非常に困難なものになりました。体重は1ヶ月で10kgも減り、背中の筋肉がげっそりおち、飛び出した肩甲骨におどろきました。夜になると体温が38℃と上がり、寝られなくて睡眠不足になりました。血液検査の炎症度は、2010年4月から8月にかけてピークとなり、翌年の3月には下げ止まりました。リバウンドはステロイド剤をやめて、1年ほどかかったことになります。体調もデーダの結果と同じように推移したと思います。
尋常性乾癬の経過
2009(H.21)年5月、6年間患っていた掌蹟濃庖症が乾癬になったのを境にして、
症状が出なくなり皮膚病が入れ替わったと考えられます。病院では、対処療法は出来るが根本完治は無理であるとの所見。赤く小さな発心は、ものすごい速さで大きくなり、銀鱗状のカサブタになります。カサブタは厚く盛り上がって成長し、やがて剥がれおちます。
これが頭や手足に多く出ました。軟膏の使用は多量に及びました。症状が良くなっても再発があるので、不安になりました。2010年11月ステロイド剤のリバウンドが収まりかけた時、心配していた乾癬の再発がありました。前の症状とは様子が違い、発心は主に両足にでき、しかもカサブタが容易に剥がれないのです。入浴のときカサブタがふやけてはがれると、あとに赤いケロイドができて輪が広がり、新たに発心ができるのです、今度は良くなるのに10ヶ月かかりました。2011年11月再度症状がではじめました。足首周りが主で、どの程度の状態になるのか心配です。
ヘルペスについて
いままでに、耳鳴り、足のこう部からピリピリ痛む水痘帯状ヘルペス、メ二エル氏病のめまい、など経験してきました。これらのヘルペスはステロイド剤など免疫を低下させることにより、ますます増殖して弊害をおよぼすのです。
ヘルペス抗ウイルス剤(錠剤)は毎月服用してきました。増殖したウイルスとの戦いでいろいろな症状が表れたのだとおもいます。血液数値、水痘帯状ヘルペスE【A価は少しずつ下がっています。現在の数値は12.7です。免疫が低下しないよう注意して生活していきたいとおもいます
血液検査 ステロイドによるリバウンド時のデター