「紫外線アレルギー(日光過敏症)と言われて・・・ 」
37歳 女性 2017年6月26日
37歳 女性 2017年6月26日
中学生の頃から、日光に当たると赤く腫れ湿疹がでるようになりました。皮膚科に行き、いつも出される薬はステロイドでした。本能的にこの薬を塗り続けていてはいけない!!と思い、できるだけ湿疹が出ないように・・・と日光を避ける生活をしてきました。
大人になり、結婚し出産し元気な男の子を授かりました。外遊びの大好きな子で日光を避けることが難しくなり、しまいに蕁麻疹が止まらなくなりました。主人の勧めもあり、1度大きな病院で検査を受けてみよう!!と向かいました。血液検査や紫外線の検査を受け、「紫外線アレルギー(日光過敏症)」などと言われ、また抗核抗体の数値が高く、すぐに膠原病内科に行くように言われました。いろいろ話を聞かされ、恐怖しかなかった事を思い出します。
「まだ条件が揃わないので、膠原病予備軍、経過観察しましょう。」と言われました。「条件?予備軍・・・?予防法や、自分で気を付けるような事はありませんか?」と聞きました。「ありません。胸が苦しくなったり関節が痛くなったり今以上に症状が出たらすぐに診察に来て下さい。」と言われました。「治療法はありますか?」と聞きました。「ステロイドの量で体調を管理していくことになります。」という返事でした。またステロイドだ・・・。と目の前が真っ暗になりました。ステロイドと抗アレルギー剤が大量に出され、ステロイドを塗る事はありませんでしたが、蕁麻疹の痒みには我慢ができず、薬を服用しながら、生活していました。ですが、いくら薬を服用しても私の蕁麻疹は治まることはなく、1日4錠にまで増えました。「これがマックスの量です・・・。」と医者。ここでやっと気付きました・・・。(このまま薬の量を増やしても、たぶん治まらないんだろうな・・・なぜ蕁麻疹が出てくるのか・・・蕁麻疹は外に出たいのではないか・・・。止めるから出てこようとするのではないか・・・。)
それから必死にネットで調べ始め、松本漢方クリニックにたどり着きました。松本先生のお話、手記を読んだりすればするほど、(やっぱりそうなんだ!!自分の病気は自分で治すんだ!!)と、心がスーッとしたのを覚えています。
初めて診察に行った時、漢方薬の匂いに心が落ち着きました。松本先生に「そうや!!蕁麻疹は出たいんや!!痒い時は掻いたらいいんや!!自分の免役で治すんや!!大丈夫や!!」と言って頂きました。恐怖でしかなかった気持ちが、凄く温かくなりました。
数ヵ月、煎じ薬を飲みリバウンドがあったものの、全く治まる気配がなかった蕁麻疹が治まったのです。それから2年ほど調子も良く過ごしていました。そして今、またポツポツと蕁麻疹が出てきています。でも昔の私ではありません・・・。「知らず知らずのうちにストレスが溜まっていたのかな・・・蕁麻疹となって体の中から出できてくれているんだ・・・出できてくれて良かった。」と思っています。
ボリボリ掻いて、掻き傷ができると息子が赤いクリームを塗ってくれます。まだ松本漢方クリニックにお世話になると思いますが、ストレスを溜めず、免疫を上げることを心掛けて生活していきたいと思います。