「子宮腺筋症手記」
匿名希望37歳2015年1月12日
匿名希望37歳2015年1月12日
今思えば、主人と娘のアトピーを治して下さった松本先生を最初から頼っていれば、こんなにもつらい思いをせずに済んだのにと思います。また私と同じ症状でつらい思いをしている人にはぜひ松本先生の元へ受診しに来てほしいと思います。症状が出始めたのは2人の子供を出産した後、30歳を超した頃からです。元々、子宮内膜症の既往があり、手術した経験があったので、再発したのだと思っていました。しかし、毎月の月経時、あふれるほどの出血があり、下腹部痛もかなり強く、どんな姿勢をとっても痛みが和らぐことがありませんでした。また頭痛も強く吐き気がする程でした。そのため毎月、月の半分は家から出られないほどのつらさがありました。日常生活も子育ても家事もまともにできずにいました。このままではいけないと思い、産婦人科を受診しました。そこで「子宮腺筋症」と診断されました。その頃、妊娠を望んでいた私は、産婦人科の先生から、月に1度の注射を4ヶ月継続するという、ホルモンを抑えて子宮を小さくする治療を勧められました。私はホルモンを抑えるという治療に不安があり、一度、松本先生に相談しようと思い、松本漢方クリニックを受診することにしました。
診察するなり先生は「大丈夫。僕が絶対に治してあげる。心配ない。すぐ痛みもなくなるよ。」とおっしゃいました。それまで“閉経するまでこの症状とずっと共に生きていかなければいけない”という覚悟をしつつあった私でしたが、先生の言葉で一気に不安が安心へと変わり、涙が出そうになりました。そして、先生を信じて治療をしようと決心しました。
早速、煎じ薬を飲み始めました。2週間経った頃、それまで冷え症でいつも冷たかった手足の冷えが改善してきて、足に汗をかくほどになりました。毎月の月経時の下腹部痛もかなり楽になりました。5ヶ月間、煎じ薬をのみ、症状が楽になったので、粉薬に変更となりました。しばらくは調子良く過ごせました。一方で頭痛が強くなる月がありました。先生に相談すると、それはヘルペスのせいだとおっしゃいました。「女性ホルモンは元々、免疫を下げる作用をもっている。月経前や月経中は女性ホルモンの量が下がり、逆に免疫が上がる傾向にある。その免疫が上がることで、神経節に潜んでいたヘルペスウィルスと戦うことで頭痛が起こる」先生はそのように説明して下さり、頭痛時には抗ウィルス薬を飲むようになりました。それを飲んで休むと少し楽になりました。
しかし、季節は冬に近づき冷えも強くなってきた頃、再び下腹部痛も強くなってきたため、煎じ薬に変更してもらいました。そんな中、歩けない程の下腹部痛に襲われました。鎮痛剤は飲まないので、ひたすら痛みに耐えるしかありませんでした。松本先生は今の煎じ薬よりももっと効く薬があるとおっしゃったので、変更してもらおうかと思いましたが、それ以降強い痛みに襲われることがなかったので、そのままの薬で続けることにしました。
そして治療から2年。再び粉薬に変更し、今、治療から4年が経とうとしています。下腹部痛は軽く感じる程度で、まったく苦痛のない月もあります。頭痛は時々ありますが、以前の様な強い痛みはありません。出血量も以前と比べるとかなり減りました。一時はつらい生活が続くことを覚悟し、絶望的になっていました。今では松本先生のお蔭であれ程つらかった日々を思い出せないくらい楽で、充実した日々を送っています。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。