「リウマチ性多発筋痛症・治療経過(その2)及び喜びの報告 」
65歳 女性 2017年1月14日
65歳 女性 2017年1月14日
2014年5月に発症し、およそ半年かけて近所の大学病院であらゆる検査を受け、病名を特定され、その後半年間ステロイド剤を投与されました。薬の量が増えていく不安や副作用の怖さから、インターネットで良い治療法がないか検索し、2015年7月松本先生に辿り着き、お世話になって1年半になります。前回の手記から1年ぶりです。
2015年12月25日、認知症でグループホームに入所していた母が、誤嚥性肺炎をおこし翌年2月17日に亡くなるまでの約2ヵ月の間は、毎日見舞いながら、漢方薬と漢方薬湯だけは続けていましたが、お灸はできずにいました。緊張していたせいでしょうか、夜の肩の疼痛をあまり感じませんでした。自分の体からステロイドホルモンが出ていて、免疫の働きが抑制されていたからでしょう。葬儀や諸処の片付けが一段落した3月頃から、また夜中に痛みで目が覚めることが1、2度あり、4月末まで続きました。
5月に入ると暖かくなったこともあって、少しずつ体が楽になり、夜中に痛みで起こされることがなくなり、朝までぐっすり眠れるようになりました。発症する前は普通に当たり前にできていたことが、こんなに幸せなこととは思いませんでした。松本先生に伝えまして、アシクロビル錠剤を1日16錠から12錠に減らしていただきました。
あと残っている症状としては、腕が肩より上に挙げられないことと、椅子から立ち上がって歩き出す時に、こわばって股関節の痛みが辛いことです。10月ぐらいまで続きました。
また、夏は昨年同様に、頭部の異常な程の多汗症に悩まされました。いつまでも「暑い暑い」と言っているうちに、ようやく、11月に涼風が吹き始めた頃、生き返ったように体が元気になりました。腕も段々と上がるようになり、後ろ手に組んで肩甲骨を寄せることもできるようになりました。車から降りて歩き出す時の痛みも殆ど感じなくなっていました。
12月7日に、8回目の診察で、先生に「お陰様で、肩の痛みもだいぶ取れて腕が真っ直ぐ上がるようになり、股関節の状態も良好です。」と話して、鍼灸施術を受け、いつものお薬を処方していただきました。20日に電話でお薬を注文する際、もう、肩の関節の奥に少し痛みが残っているだけで、体がとても楽になっていましたので、先生に「95%位良くなっております。」と申しましたら、7日に受けた血液検査の結果を見ながら、先生が「もう、病院には来なくてもいいよ。98%の回復を感じたら、私を見限って下さい。」という表現でお話しされました。嬉しくて、じわーと体の中から熱いものがこみ上げてきて、ようやくここまでこぎつけられたんだと感無量でした。1番心配し協力してくれた主人に早速伝えて、2人で喜び合いました。そして、あと5%、もう少しと自分に言い聞かせました。
ここに、2016年に受けた血液検査の結果を表にまとめてみました。
表.松本漢方クリニックで受けた検査の結果
※松本漢方クリニック初診時から2015年までの検査結果は、1回目の手記をご覧ください。
先生のお話では、ヘルペスウイルスを完全に殺しきるのは不可能なことで、体の良い状態というのは、ヘルペスウイルスを神経細胞の奥に封じ込めた状態なのだそうです。私はリンパ球の値がとても高く、自分で治す力を持っていると言われました。それから年末にかけて、新年を迎える準備などで忙しくしておりましたが、気がつきますとなんと、肩の関節の奥の痛みを殆ど感じずに過ごせているのです。今は、左側の背中がムズムズと痒くて仕方がありません。憧れのクラススイッチを起こしているのでしょう。正に、松本先生の理論通りの治癒へのプロセスを実感しています。あれ程辛かった、肩にガラスの破片で突き刺す様な痛みや、座っているだけでも痛む臀部、歩き出す時に痛む股関節、膝の裏の圧痛で正座もできなかったのが、こんなに良くなったのです。先生の素晴らしい治療法のおかげです。とても嬉しいです。
「求めよ。さらば与えられん。」の言葉の通り、ステロイド剤を使わずに良い治療法はないものかと、渇望とも言える強い心が松本先生のHPに行きつき、希望を見いだしました。松本先生、本当にありがとうございました。スタッフの皆様、ありがとうございました。そして、朝、なかなか起き上がれず、着替えにも時間がかかっていた私に代わって、朝食の準備や、洗濯物干し、何かと傍にいて見守り、支え続けてくれた主人にも感謝です。せっかく、ここまで治していただいたのですから、後は、ストレスと如何に上手く付き合っていくかを考えていきたいと思います。
松本先生が示して下さっているストレスとの付き合い方
・他人の幸せを心から喜んであげる。
・自分が不幸なとき、一瞬でも他人の幸せで自分の心を満たす事を心掛ける。
・物事を真剣に受け止め過ぎない鈍感さも身につける。