「感謝の手記(突発性難聴・耳鳴り) 」
57歳 女性 2015年11月16日
57歳 女性 2015年11月16日
最初に症状が出たのは今から9年前、48歳の時でした。ある日、突然片方の耳が水の中に入ったようなボワーンとした感じになり、人の声(特に低音)が聞こえづらくなりました。しばらく様子を見ていましたが、5、6日経っても良くならず、近所の耳鼻科へ行きました。そこで「もしかしたら突発性難聴かもしれない。もしそうだとしたら9日間の入院が必要だから、大きな病院で検査してください。」と言われました。
翌日、京都のO病院で色々な検査を受け、最終的に「めまいのないメニエール病」と診断され、三半規管の中の水を調整する薬を1カ月服用しました。その結果、症状は治まり3~4年は何事もなく過ぎました。
52歳頃から、年に1、2回のペースで耳が聞こえにくくなる症状が出ました。その都度、耳鼻科で薬(ステロイド)をもらい症状を抑えてきました。今年の春にもまた症状が出て、例のごとく、ステロイドの薬を3日間服用しましたが、症状はスッキリせず、耳鳴りも出てきました。耳鼻科の先生は「もう少し薬を服用しましょう。」と4日分の薬を処方されました。その時、初めて、「このままステロイドの薬を飲み続けるのは嫌だな」と思いました。その様子をずっと見ていた娘(アトピーで今年の1月から松本先生のお世話になっております)が「お母さんも松本先生に診てもらった方がいい。一緒に行こう。」と私の背中を押してくれました。
5月、娘と一緒に松本漢方クリニックへ伺いました。松本先生は私の話を聞くと、即、「原因はヘルペスや。」とおっしゃいました。今まで見て頂いたO病院や近所の耳鼻科の先生は「原因は分かりません。ストレスが関係しているのかも。」とおっしゃっていたので、びっくりしました。松本先生は「病気を治すのはあんたや。僕はその手助けをするだけや。」と、そして「絶対、治るからな。」とおっしゃり、握手してくださいました。
その日から処方して頂いた漢方を煎じて毎食前に飲み、食後はアシクロビルを2錠飲み続けました。飲み始めてから1週間程して体温を計ると、今まで平熱が35、4℃位だったのが36、2℃になっていました。本当にびっくりしました。そしてうれしくなりました。耳鳴りの方は調子が良くなったり、悪くなったりを繰り返しながら、徐々に気にならなくなりました。夜、寝る時にキーンという音が気になって不安になり寝つけなくなるということがなくなりました。
診察室での松本先生は、外来患者さんの診察の合間にひっきりなしにかかってくる遠方の患者さんから電話に応対し、目の前の患者さんをも巻き込こんでエネルギッシュに色々な話をされています。この前は「今回もノーベル賞もらえへんかったわ。」とおっしゃっていました。でも、待合室で待っておられる先生を頼って来られる患者さんたちの、先生に対する感謝の思いはノーベル賞などとは比べものにならないくらい、尊いものだと思います。
耳鳴りが治った今、今度は左ひざの痛みで先生にお世話になっています。これからもいろいろな身体の不調でお世話になると思います。これからもよろしくお願い致します。