「膠原病手記」
67歳女性2011年1月22日
67歳女性2011年1月22日
昨年の7月6日、膠原病かもという不安を胸に始めて松本先生にお会いした時、怖がることはありません。病名などどうでもいいのです、とのお話しに安心を頂いたものです。以来、不安になると松本先生のホームページを開いては、
勇気をもらっています。67年間これといった病気もせず健康体を自認してきた私にとって、今回の病の発症の事実はまさに晴天の霹靂でした。私はどちらかといえば完璧主義というか自分は正しいという思い、心グセがあります、私の正しいとする形や言葉等にあてはまらない、諸々に対し正義観を振りかざし、相手を私の思い通りに変えたいという欲望があるのです。ところが、相手も自分が正しいわけですから、そこに心の葛藤が正じるわけです。いい加減な所で引き下がり、相手に譲ればいいものを私はとことん自分の正さを主張してしまうのです。それがストレスとなって、ステロイド薬など一切口にしなかったのに、副腎から大量のステロイドホルモンを排出されて、ストレスから自分の心を守っているなんて本当に目からウロコが剥がれ落ちたように思いました。
まさか己の欲深い心クセがここまで自分の心を苦しめ、病まで発症させていたなんて自分に申し訳なく涙しました。どれ程の自分は正しいという強い正義観でもって自分の免疫細胞を弱らせているかは、リバウンド症状だと教えて頂いた肉体上の諸症状の余リのひどさとすごさから納得させてもらっています。
年金生活者ゆえ、これ迄の治療が精一杯と言うとところで、中断せざるを得なくなってしまい、申し訳なく思っています。現状は、口腔内、特に舌に少し違和感があるものの日常生活には支障はありません。両足ひざ下のまっ黒になった色素沈着が少し気にかかっていますが、これもいた仕方のない結果だと納得です。アトピー症状かどうかは分かりませんが、時折、ひどい痒みがあります。ピリピリ感のある細いブツブツが吹き出て、しばらく痒いです。処方して頂いている、軟膏はよく効いてくれています。松本先生からも心を変えなくては病は治らないよ、心が第一との言葉を励みに日々自分を苦しめストレスへとしてしまう、心クセの修正へと取り組んでおります。
本当にありがとうございました。松本先生にお出会いさせて頂いて、始めて自分が自分を苦しめ、病まで発症させているという事実を突きつけて頂いた事で、67年間のこれ迄の人生の在り方が大きく間違っていた事に気付かせて頂きました。残された時間がどれだけあるかは分かりませんが、私自身の心の在り方の間違いで作ったこの病とともに、病にありがとうの思いで生きていこうと思えるようにならせて頂いています。本当にありがとうございました。