「ヘルペス手記」
匿名希望49歳2013年2月20日
匿名希望49歳2013年2月20日
『リウマチ性筋痛症発症から完治まで』
初めて身体の痛みを感じたのは、2010年夏ごろ、右膝に針が刺さったような痛みだった。丁度春先から寝たきりになった老犬(大型犬)の介護の為、それに伴って仕事も辞めた為急激に太ったのが原因かな?くらいにしか思わなかった。秋に老犬を看取った頃から段々と右臀部の強張りが気になりだした。何となく自己判断で「挫骨神経痛」だと実感し、ストレッチしたり、湿布したりしながら誤魔化してきた。同じ頃、健康診断を受けコレステロール・中性脂肪の数値が高いという結果が出たのを機に内科に掛かりクレストールを飲み始めた。年が明け2011年1月から新たにパート勤めに出たが、2月には右側の挫骨から足首にかけて神経痛が酷くなり毎日ズボンを履く動作が辛かった。あまりの痛さに耐え切れず町の整形外科を受診する。レントゲンを撮られたが異常は見られず、ロキソニンを処方された。それ以来痛めばロキソニンを頓服代わりに服用したが、効いている時とそうでない時があるようになって、この先ずっとこんな薬を飲み続けるのか?...と不安が増幅していった。
7月頃にはロキソニンから市販の鎮痛薬イブに替え更に値段の安いセブオーレに替えて服用を続けた。少しでも、胃への負担を軽減したかったから。そして忘れもしない7月6日、朝目覚めると右膝裏に激痛があり歩く事すら出来なかった。自分の身体の中で何が起こったのだろうと半ばパニック状態に陥っていた。娘に仕事を休んでもらって関西医大病院へ連れて行ってもらった。紹介がないと診療費が割高になると聞かされたが、そんな事よりこの痛みが何なのか?解明して欲しかったし、痛みから解放されたかった。ここまで来れば治して貰えると変に安心したのを覚えている。この日は血液検査にと採血され腰から下のレントゲンを撮り、臀部に痛み止めの注射を1本打たれMRI検査の予約を入れて帰宅した。それから12日間は痛み止めを飲まずに過ごせた。が、やはり再び神経痛に耐え切れず市販のセブオーレを飲みだした。7月の末には全ての検査結果は異常無しという事だったが、Rh(リウマチ因子)の数値だけが52と少し高めだった為にリウマチ科へまわされる。処方薬は最初ステロイドを勧められたが、漠然とステロイドは怖いという気持ちから一切処方は拒否した。
8月リウマチ科でも再びレントゲンを撮り(今度は両手両足)、又もや血液検査。リウマチとも言い切れず診断に困っていた先生を見て、もう大手の病院ってこの程度かと落胆し開き直った。「もうええ!!自分で何とかする!!!」と。別の内科で処方されていたクレストールの副作用に「筋肉痛」とあったので神経痛の原因を探る為にこの薬も止めた。アレコレ調べてハーブのサプリを見つけた。ペルー原産の「キャッツクロー」という樹皮の粉末:免疫増強作用・抗炎症作用の効能に加え鎮痛効果もあり、リウマチに有効というのに惹かれ8月23日から飲み始める。鎮痛剤を飲みたくなる程の痛みは無かったので、これは効いてると思いせっせと飲み続けた。
が、9月6日:寝起きから、左肩の筋肉が裂けるような痛みに襲われた。心臓が肩にあるのか?と思えるほどどくどくと脈打ち、脈打つ度激痛が走る。とにかく痛みを和らげないと仕事に行けないとセブオーレを飲んだ。
4時間という間隔も空けていられずに1時間後に飲み、2時間後に飲み「痛みは和らぐはず!!」と言い聞かせ仕事へと出かけた。この時ほど辛い時間は他になかったというくらい仕事が地獄のように感じた。関節に筋肉が撒きついて引き攣れるような痛みに変な汗をビッショリかいた。帰宅後益々酷くなる痛みに大人げもなくのたうちまわって泣いた。その後痛みが治まるまでは痛み止めをヤケクソ気味に飲んだ。市販の鎮痛薬セブオーレを散々飲みまくって何とか痛みが治まったのは、4~5日後の事だった。普段は慢性的に、挫骨神経からふくらはぎまで、右側限定で強張る圧迫痛が強弱繰り返し痛む日々。そして、悪夢再び。
10月3日:仕事が終わる頃から右肩に鈍痛を感じ出し夜には激痛に変わる。又もや9月に味わったあの痛みが襲ってきた。この時は発作的に鎮痛薬を結構の量飲みまくった。散々のたうち泣き喚き意識が薄らいで、眠気が襲い数時間眠っていた。目が覚めるとやはり痛みは僅かに治まりわしていたものの、まだ痛みはあった。散々泣き喚き自分の身体を罵倒し精も魂も尽き果てたような放心状態...このまま発狂しそうな不安があった。この先、キャッツクローで完治するのだろうか?闇雲に信じ徹す精神力はもう無かった。そしてネットで検索を繰り返すうち「松本漢方クリニック」がヒットした。ホームページには完治の文字が至る所に溢れていた。難しい専門用語も一杯で、中々理解し難い文面であったが患者さんの手記に先生のコメントが付け加えられたものを読んでいるうちにドンドン頭に入ってきた。自己判断で限界にきていた私は松本漢方クリニックで1から治療のやり直しをしようと決心し、10月11日、松本漢方クリニックを受診する事になった。手記にあるように松本漢方クリニックの扉を開けた瞬間「漢方薬」の匂いが鼻をついた。松本先生にまず聞かれた事は、大きなストレスが掛かった原因に心当たりはあるか?と言う事だった。この痛みそのものがストレスになっていて、それ以前のストレスなど皆無だと答えた。今思うと...愛犬を看取った事で張り詰めていた気力が一気に緩んだのが原因かも知れない。犬と共に暮らすようになって12年、この間に3匹の犬と1匹のネコが加わり1匹の犬を看取り現在2匹の犬と1匹のネコと暮らしている。身体にガタがきたと感じたのは、1匹の老犬を看取った後からだった。愛犬の死で私が壊れるのを恐れていた主人に心配をかけてはいけないと、又後悔のないようにと最後まで気を張り詰めた状態で愛犬を看取る事となった。「今を精一杯生きる」という事を犬から教えられた気がして、過去を振り返らず先を憂う事なく「今」に意識を集中して過ごす事に努めてきた。成人して独立した子供達や主人の心配を他所に私は妙に清々しい気持ちで居られた。だから、ストレスという言葉など微塵も感じなかったはず・...。私が嘆き悲しむ事は誰も望んでいない!と自然に哀しみを封印していた。この事がストレスとなって表れたのか?認めたくはなかったが、身体の異変が起こった時期からすると...そうなのかも知れない。兎にも角にも、「絶対治るから!!」と握手してくださった先生に「お願いします」と答えた。もう一切の不安は無かった。初めての鍼灸治療も恐怖で硬直しがちな身体に「治る為の第1歩」と繰り返し念じ努めて気を鎮め先生に身を任せた。指示された通り自宅でのお灸も、娘の協力でしっかり火傷をつくってもらった。どんなに「痛い」「熱い」と叫ぼうが容赦無く淡々と藻草に火をつけてくれた娘には感謝している。煎じ薬は蜂蜜を加え、違和感無くスムーズに飲めた。薬浴も心地良く、仕事から帰宅したら真っ先に入った。慢性的な痛み:腰・右臀部の強張り・右太腿引き攣り・右ふくらはぎの圧迫痛。薬浴とお灸でかなり緩和出来たし、安静にしていれば痛みは殆ど感じなかった。時折襲う激痛は、仕事を終えて帰宅した後や犬と散歩した後に出た。左右のどちらかの肩がズキズキ脈と共に痛み筋肉が裂ける感じで身をよじって堪えた。あとは、慢性的に痛む右側の腰から下の神経痛の激化...。しかし、以前のように取り乱して錯乱する事は無くなった。免疫がヘルペスを攻撃している証しだと知ったから、全ての「痛み」に対しての不安が消えた。自己免疫が狂って自分の中で破壊して暴れていたと勘違いしていた頃は「こんな身体は要らん!!死ね!」と喚いていた...。私を守ろうとしてくれていたのに...そう思うと憎んでいたこの身体を愛おしく思えるようになった。松本先生のホームページを読む度「完治する」と実感し希望が持てる。と、同時に大手の病院への不信感が増幅していった。
医者は神でもなくただの人、特別視する必要なんか無いと!!今後、風邪をこじらせたり、体調不良で発熱したりしても他の病院へは怖くて罹れない。もっと本能のままに自分の身体に耳を傾けなければいけないと思う。松本漢方クリニックへ3回目通った今、痛むが回復も早くなった。
血液検査でも明らかに1月で数値が大きく下がっている。一気に回復を実感し始めた頃だ。10月1回目血液検査血沈64RF63
11月2回目血液検査血沈45RF64
12月3回目血液検査血沈40RF50
1月4回目血液検査血沈26RF31
2月5回目血液検査血沈18RF20
3月6回目血液検査血沈18RF24
4月7回目血液検査血沈22RF21
7月8回目血液検査
先生の診察を受ける度、先生は同じ事を繰り返し諭すように仰ってくれる。「痛みを受け入れる」
「自分の免疫を信用しなさい」
「人の幸せを自分の幸せと感じるように」負の精神は治癒を妨げると理解しつつも、痛みが襲ってくるとつい「何で私ばっかりこんな思いせなアカンねやろ!!!」と悔しく腹立たしく声を殺して涙する事があったのは12月までだった。鍼の治療中に、何気なく薬浴剤について聞いてみた。どれくらい保存が利き、効果があるのかと。薬浴剤は作って5時間が限度と鍼の先生に教えてもらった。(ええ~~~~?)高価な漢方薬なだけに少しでも元を取ろうとケチケチ精神がアだとなった。だって私、3日は続けて入っていたから(・・;)。そう言えば赤茶色から濃い緑色に変わって匂いもきつかった...。家族が「臭い臭い」と嫌がる度に「臭いから効き目があるんやっ!」と一喝していた。(当分家族にはこの話題に触れないようにしなければ...)約2げ月(12月現在)、私は腐った薬浴に家族も巻き込んで入っていた事になる...。煎じ薬も、大体3番煎じまでが効果があるとか...。
(はあ~~~~。・・)(味も消え微かに色がついた状態のものまで、飲みつくしていた私ってどこまでケチなのだか...。)ベルクスロン(抗ヘルペス薬)も1週間分しか保険適用にならず、56錠を1ヶ月持たせるのに苦労する。
1日1錠をコンスタンスに飲んで、特に痛みのキツイ時には2錠飲んでいたが、痛む時だけに頓服代わりに飲むようになった。しかし、この保険制度というのは厄介なものだと痛感する!
一体誰の為の保険なのだろう!?とお国に対して腹立たしく思う。必要とする検査も保険適用をされず、松本院長の申請も却下。世の中何が正しくて何が間違いなのか...判断に苦しむ。
3ヶ月が過ぎ、とうとう保険も利かなくなってしまった。でも、ベルクスロンを飲むほど痛みも起こらなくなったので内心ホっとしている。1ヶ月目(11月):つま先を伸ばし突っ張るとこむら返りを起こしていたのが、いくら突っ張ってもこむら返りしなくなった。お灸の熱い痛みが、チクっとするも痒い感じになる。痛み出したら暖めると痛みが和らぐようになる。
2ヶ月目(12月):痛みが起こるとお灸をしたり、こたつ+ホットカーペットで身体をすっぽり温めると明らかに痛みが治まった。
3ヶ月目(1月):毎日身体のどこかに鈍痛があったのが、全く無痛な日が続くようになる。もう、痛みに泣く事が無くなってきた。時々、完治したのでは?と思うくらい痛みを感じなくなってきた。犬の散歩で2~3時間歩けるようになる。主人が教えてくれた、免疫のNK細胞を活性化する「R-1ヨーグルト」を試しに飲み始める。
5日後、突然いつも痛んでいた右の挫骨神経・右のふくらはぎに強烈な激痛が起こった。IgGで攻撃していた免疫が活性化したのか?まる1日身動き出来ず、お灸だけが頼りだった。が、翌日にはウソのように痛みが引いていくのが判った。一体アノ痛みは何だったのか?...アノ痛みが最後なのかも知れない。そんな気がしてならない。それくらい、身体の痛みに顔を歪め眉間にしわを寄せる事がなくなった。この頃から、でトックスを意識するようになった。4ヶ月目(2月)更に更に痛みが無くなり、時々思い出した頃に強張るという感じで、日常生活に於いて何不自由無く過ごせるようになった。中腰でズボンも履けるようになった。痛みが遠のくのと比例してお灸も鍼も遠のいた。夏には愛犬とジョギングが出来るかも...と期待に胸膨らませている。
5ヶ月目(3月)生理が終わったはずなのに・...復活してしまった。免疫力が高い状態を保つという事は若返るという事になるのか?・...痛みも「喉元過ぎれば熱さ忘れる」で、捻るような激痛は皆無になった。寝起きや、同じ姿勢で長時間いたり、足腰に負荷をかけた時に鈍痛がするが、回復するのも早い。
6ヶ月目(4月)普段の生活で何一つ不自由を感じる事が無い。ほぼ完治を実感している。が、血液検査で全てに於いて正常値になった時が完治の時としているので、あと暫く血液検査はしていかなくてはいけない。お灸も鍼も全くしていない。煎じ薬だけは続けている、時々思い出した頃に薬浴に入る程度。
7ヶ月目(5月)半身浴を日課にするようになる。免疫力を上げると言われるモノを試すようにもなった。R-1ヨーグルトに加え、牛にワクチンを打ち抗体が出来た乳の粉末晩疫ミルク」も毎日飲み始める。
8ヶ月目(6月)更に更に更に身体は健康体へ♪時折強張る鈍痛も、すぐに和らぎ、痺れに変わったりする。中腰も全く怖くない。ストレッチ運動・筋トレだって出来る。後は血液検査の数値を追っていくだけ!!
9ヶ月目(7月)、短時間・隔日勤務の仕事からフルタイム・毎日の仕事に転職した。予想以上に、身体に負荷がかかり、仕事を終えると激痛が襲って帰宅後は全く動けなかった。それでも、翌日には何とか痛みが和らいでいた。私の場合、痛みが神経痛でしか臀部・ふくらはぎと限定されていた。寝起きの強張りが指だったり足首だったりとあちこちに出たが、動き出すと忘れてしまうくらい痛みが消える。とにかくしつこくジワジワとズキズキ痛むのが臀部とふくらはぎだったので、保温性のスパッツを履き、貼るカイロを2~3個貼って仕事に行っていた。痛みを即和らげるのは「半身浴」だった。
10ヶ月目(8月)、仕事を終えても寝込む事が無くなってきた。鈍痛・疼痛も我慢の範囲内。貼るカイロもしなくなっていた。今の仕事にやっと身体が慣れてくれた。今では、愛犬とじョギングも出来る♪が...減量が思うように出来ず、もっぱらウォーキングで汗を流している(^^;)。私としては、血液検査の数値が全て正常範囲になった時を「完治の時」としたかったが、通院が遠のき手記を書かずして去っていく患者の多い事を嘆いている先生に申し訳なく思うようになっていた。症状が改善して楽になった頃に皆さんは中間報告として手記を書かれている。私に当てはめて言えば、楽になった頃というのは、松本漢方クリニックの扉を開けてから4ヶ月目の今年2月頃になる。この時に中間報告で手記を書いて終わりになっていたのかもしれない。
10月、初診から1年が経ち松本漢方クリニックへ行くのは、血液検査の為だけになってきた。殆ど痛みも起こらず、日常生活に於いても全く支障が無い。血液検査の結果が完全に全ての項目が正常値になるのはそう遠くない。完治と拘り続けてきたが、リウマチのあの痛みが無い今もうこの辺で完治間近報告とさせてもらおうかな...と思います。松本漢方クリニックと巡り会えた私は本当に幸運でした。「本当に有難うございました!!」世間では恐ろしい不治の病と言われているリウマチを完治させる事が出来たのですから。再び、痛みが起こったとしても又直ぐに治せると言い切れます。血液検査が正常値になるまで、あと暫くお世話になります。