「蓄膿症手記」
41歳男性2012年9月19日
41歳男性2012年9月19日
二十年近くアレルギー性鼻炎で悩み、七年前に蓄膿と診断され翌年に手術。
術後一年ぐらいは嗅覚の調子は良かったが、風邪にかかったり花粉症の時期になると臭いがわからなくなっていました。とうとう去年は一年の大半で臭いがわかりませんでした。そして、今年の一月に近所の耳鼻科で診てもらうと、手術はきれいになされているが、鼻腔の中に手術の難しい場所があり、そこが悪くなっており完治は難しいと言われ無力感に覆われました。
そして、意を決して以前からネットで気になっていた松本漢方クリニックを訪ねることにしました。GW休み明けの水曜日の午後に扉を開けました。休み明けのせいで午後一番に行っても、まだ午前中の患者さんが残っておられ松本漢方クリニックの人気に驚きました。自分の番になるとまず血液検査があり、問診が行われ、なぜアレルギー性鼻炎になったのか、なぜ嗅覚が弱くなったか等の説明がありました。では、なぜ嗅覚は弱くなったのか。ヘルペスウイルスが嗅細胞あたりで免疫反応が活発化しているからで、ヘルペスウイルスの活動が弱まっていけば嗅覚も良くなってくると説明されました。そして最後に一言『治るから!』と言われて最初の治療は終わりました。驚いたことに、松本院長は鼻は一切診ませんでした。しかし、言葉では説明しずらい満足感がありました。時間はかかるかもしれないが、松本院長に託してみようと心に決めました。最初の効果が感じられたのは"二週間後"でした。この"二週間"に意味があります。耳鼻科で処方された薬は1~2日で効果が現れ、しかし、もって二週間ぐらいしか効果が持たないです。また元の木阿弥です。松本院長に処方してもらった薬(ヘルペスの薬と漢方)は、即効性はありませんでしたが徐々に嗅覚が戻ってきました。嗅覚が戻り、処方してもらった漢方の臭いが分かった時は、臭いの戻った喜びと漢方の臭ささに驚きとが入り混じった変な感じでした。薬の効力も長く効果の切れ方も徐々に弱くなる感じが好印象でした。耳鼻科の薬はスパッと効いてスパッと切れる感じでした。どちらが体に優しいと思いますか?治療を続けて五ヶ月になろうとしています。今では、ヘルペスの薬は風邪をこじらせて嗅覚が落ちた時に服用する程度になりました。漢方の薬は無くなれば、電話で取り寄せ出来ます。体に無理なく治療が続けられることが一番大事だと考えている方々にお勧めします。