「糖尿病(高血糖病)はインスリン投与ではなく、治せます!!」

41 歳 男性 2015年11月21日

私は食べる事が好きで、幼少児から肥満児であり、成人してからも肥満体型が続いておりました。仕事が忙しく、夜遅くに帰宅してから食事をして、そのまま寝るというような不摂生を続けていた為、年に1度受ける会社の健康診断では、血糖値およびヘモグロビンA1cの値が年々上がっていきました。そして、2015年7月の健康診断時には血糖値:269、ヘモグロビンA1c:11.3というとんでもない数値になってしまいました。

すぐに会社の産業医との面談があり、産業医からは「すぐにでもインスリン投与をして治療をしないといけない」と言われました。自分の不摂生がまいた結果ではありますが、私には「インスリン投与はしたくない」という思いがありました。そして、「何とかできないか」と思っていた時に、妻が松本漢方クリニックのホームページを見つけてくれたのです。松本先生が掲載されている内容や、患者の方々の手記を読んで、「これは先生に診てもらうしかない」と思い、初めて来院して診察を受けたのは、2015年8月25日のことでした。

先生からは「糖尿病は絶対に治る!」と熱い口調でご説明を受け、「頑張るぞ」と思える大きな勇気を頂きました。具体的には「糖質をとる」事をやめる為、食べてよい物(糖質の低いもの)、食べてはいけない物(糖質の高いもの)の説明を受け、病気は「自分で治す」という強い思いを持つ必要がある事を教えて頂きました。初めて診て頂いた際の数値は、血糖値:206、ヘモグロビンA1c:11.1でした。(体重:81.6キロ))

早速、教えて頂いた事を実行しました。食べ物についても、自分でもインターネットや本で何がどれぐらいの糖質量があるのかを調べ、昼はどうしても外食をする事になるので、糖質の高いものは食べないという事に気を配りました。米を食べないようにしていましたので、お店で注文するとき最初から「米は要りません」と言うようにしていました。それで、対応してくれるところもあれば、そのまま出されるところもありました。出されるところでは、もったいないと思いながらも全部残しました。付け合わせの野菜などでも、かぼちゃやさつまいも、じゃがいもといった糖質の高いものは残しました)もちろん、食前に処方して頂いた漢方の煎じ薬を飲むために、会社に行く時には水筒を持っていきました。余談ですが、煎じ薬(漢方薬)の匂いが苦手と思われる方もおられるかと思いますが、私は小さい頃に祖母が通院している漢方科に一緒について行くことがあったせいか、漢方薬の匂いが好きで、松本漢方クリニックの待合室で待っている時も心地よい感じがします(笑)あと、私はスポーツが得意ではない(笑)ので、休みの日や、早く会社から帰ってこられた日の夕食後に小1時間ウォーキングをするくらいで、毎日スポーツをして体を激しく動かすというような事はしていません(できません)(笑)

食事に気を付け(糖質制限をし)だしてから、自分のモチベーションを維持する為にも日々の体重をメモするようにしていたのですが、みるみる体重が下がっていきました。個人差もあるかと思いますが、私の場合、開始当初は1週間で1キロぐらいのペースで体重が下がりました。体重と同じように数値もよくなる事を願いながら、そして先生が治ると言っていたことを思い返しながら、日々を過ごしました。

こんな事を書くと、私が絶食をしていたのではないかと思われる方もおられるかもしれませんが、肉や魚、野菜(糖質の低いもの)、豆腐等の大豆製品、チーズ等、食べてよい物も多くあり、絶食という事は全くありませんでした。米、パン、うどん、そば、甘い物等のように糖質の高いものはダメという事です。米が好きな私としては、寂しい思いもありましたが、そんな時には好きなチーズを食べて気を紛らせました(笑)どっさり食べるという事をしなければ楽しい食事が出来ます。松本漢方クリニックに通院し始めて2回目の検査(2015年9月15日)では、血糖値:116、ヘモグロビンA1c:9.1(体重:76.1キロ))という結果が出ました。まだまだ正常値ではありませんでしたが、頑張った効果が出てきました。先生からも「まだまだ行ける!頑張れ!」と力強い後押しをもらいました。

3回目の検査(2015年10月17日)では、血糖値:94、ヘモグロビンA1c:6.9(体重:71.5キロ))になりました。そして、4回目の検査(2015年11月17日)では、血糖値:95、ヘモグロビンA1c:5.8(体重:70.1キロ))に。なんと通院始めてからから約3か月で正常値になったのです!!

「血糖値が高い」と言われ続けて約6年、こんなに短期間で正常値になった事は、もちろん処方して頂いた漢方薬の効果もあるかと思いますが、何よりも通院時に、いつも「病気は自分で治すもの。糖尿病は必ず治る!」と熱く、優しく励まして頂いた先生の熱意のおかげだと、大変感謝しております。厚く御礼申し上げます。(あと、松本漢方クリニックを見つけ、食事のサポートをしてくれた妻にも感謝です)

松本先生のところに、さらに患者さんが集まって、待ち時間が長くなるのは困りますが、その時は好きな漢方の匂いを楽しんでおきます。先生のお世話にならないようにこれからも続けていきます。本当に有難うございました。

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