「アレルギー性結膜炎」

60歳女性2005年6月27日

うだるような暑さが続いています。早く手記をお送りしなければと思いつつ、喉元過ぎれば・・・で、完治しますと、ついつい日延ばしになり、申し訳ございません。

辛い痒みと、腫れて、赤くて、皮がポロポロ、ポロポロめくれていた目の周囲(特に上瞼)が、すっかりきれいになり、快適な日々を送っています。

振り返ってみると、私の上瞼の調子が悪くなり始めたのは、20歳位からです。空気の乾燥する2月末ごろより3月にかけて、上瞼が痒くなりました。皮膚がカサカサして、化粧もできません。でも、大してひどくならず、自分なりに「冬の間の手入れが悪いからだ。」と思い、化粧品を替えたり、念入りに肌の手入れをしてみました。その当時は花粉症なんて言葉もなく、単なる肌荒れだと思っていたんです。

結婚後、二女がアトピー性皮膚炎と診断され、その当時は、きっとこの薬しかなかったのでしょう、フルコート軟膏と、リンデロン軟膏を処方されました。

上瞼の調子が2月頃から悪くなる私は、それらの薬を少量つけていました。すると、すぐに良くなるのです。上瞼の調子が悪くなるのは1ヶ月程だったので、この様なことを約15年位続けたと思います。

ところが、その後目の中も痒くなり、白目が赤らんできました。白目の毛細血管が切れて、俗に言う“うさぎ眼”に3回もなりました。そして眼科の診断を受けた所、“アレルギー性結膜炎”と診断されました。又その頃より、春先だけでなく、秋(10月中頃~11月末)も眼科のお世話になり始めました。

眼科に通い始めた頃は、点眼薬ですぐによくなったのですが、4~5年位前からは、眼科で洗顔していただいて軟膏を塗ってもらった時は調子いいのですが、処方していただいた点眼薬を1日4回まじめに点けても良くならず、痒くて目ヤニの出る期間もだんだん長くなりました。眼科医からは、「きちんと1日4回目薬さしてますか?」「あら!まだ治らないの?」なんて言われ、イヤな気分でした。

目ヤニもひどく、痒いし、又目頭は目ヤニが固まったようなのがくっついたりして、それに何度眼科に通っても一向に改善されないしで、このまま通院してもダメなのではと思っていました。

そんな折、医者をしている甥に会う機会があり、相談しました所、「高槻の駅前に、漢方で治す医者がある。医者仲間も、子供や奥さんは、自分達の病院では診察を受けさせずに、そちらに通っている。叔母さんも一度行ってみたら?」と云われました。娘と孫のこともあり(2人共アトピー性皮膚炎です)、まず私が治療を受けて、治れば、2人も診察して頂こうと思い、平成15年12月初旬に松本漢方クリニックを訪れました。

松本先生の「絶対に治してあげる」の一言に勇気をもらい、又、「アレルギー性結膜炎は、すぐに治るよ。」の言葉がどれ位うれしかった事か。

松本先生の言葉通り、私の症状はみるみるうちに良くなり、年末には、帰阪した娘と孫も松本先生の診察を受けました。

私のアレルギー性結膜炎は、翌平成16年2月初めには、松本先生が「もう治ったから、来なくていいです。」と云われ、とても嬉しかったです。

でも、今年平成17年3月初め、風邪を引き、市販の風邪薬を飲んでしまいました。1年以上も漢方薬を飲んでなかったので、大丈夫だと思っていました。

今春は大量の花粉が浮遊しているとの注意報もありましたし、市販の風邪薬を飲んだからなのか解りませんが、その頃から、又目の調子が悪くなりました。でも何とか我慢できるし、赤い軟膏も消毒液も手元にあったので、ダマしダマし過していましたが、連休中に猛烈に上瞼が痒くなり、つい目を強くこすってしまったのです。目は赤く腫れ、涙目になるしで、こうなるともう松本先生に頼るしかありません。

5月6日開院の1時間前から玄関に並んで、診察を受けました。そして、今回はなんと1ヶ月で完治です。本当に感謝しています。眼科に何度通ってもすっきりと治らなかったのに、漢方で完治するなんて、本当に不思議です。

娘と孫も、松本先生の診察を受けて、1年6ヶ月になります。娘はずい分よくなりました。又、孫は、今年の4月~6月中頃までは症状が悪化し、娘も悩んでいましたが、最近は調子が良くなってきたと、明るい声で電話をかけてきました。松本先生を信じて、又漢方治療を信じて、治療に専念するよう伝えました。

これからも、目の調子が悪くなったら、眼科に行かずに、松本先生の診察を受けるつもりです。

私、娘、孫と三代にわたりお世話になりますので、よろしくお願い致します。

末筆ながら、松本漢方クリニックの皆様のご健康をお祈りいたします。