「アレルギー性鼻炎・リウマチ完治線維筋痛症
・飛蚊症・ヘルペス途中経過」
42歳2015年10月15日
42歳2015年10月15日
2000年に長女を出産した後、健康体だった私の体に次々と異変が起こりました。まず、くしゃみ・鼻水が止まらなくなりました。俗にいう花粉症の様な症状が、季節関係なく一日中続くのです。鼻にずっとティッシュペーパーを詰め、自分のくしゃみによって、やっと寝かしつけた子供を起こしてしまう、そんな日々が続きました。
それと同時に、産まれたての子に、夜中に何度も起こされました。子供が泣くと、すぐに抱き上げて授乳しなければなりません。でも、子供が泣いても、体がミシミシと音を立て、すぐに起き上がれないのです。やっと起き上がっても、手が固まってすぐに抱き上げる事ができません。初めての子だったので、子育てはこんなものかと思いながら、ふと一緒に住んでいた、主人の祖母がリウマチだということに気付きました。
義祖母は40代に発症し、私が嫁いできた時には、すでに何種類もの薬を何十年も飲み続け、足の股関節には、人工関節が入っていました。そして、杖をつかないと歩けない状態でした。リウマチの初期症状を調べて、「もしかしたら・・・」と思いましたが、痛み自体はあまりひどくなく、それよりも鼻炎の方が毎日の生活に支障をきたしていました。
鼻炎持ちの友人が、薬を服用すると途端に眠気とだるさに襲われているのを見てきたので、元来、薬嫌いだった私は鼻炎の薬を服用する気になれませんでした。
そこで、漢方を使って治せないかとネットで調べていたら松本漢方クリニックが出てきました。幸いことに、松本漢方クリニックがある高槻駅は、自宅の最寄り駅から4駅と近くでした。
早速インターネットで先生の論文と患者さんの手記を読み、論文の内容は難しいけど、治療法に納得して、この病院に決めました。
初診で、先生が「必ず治るよ!」と言って下さったのは憶えています。その他、病気以外の色々なお話を楽しくさせてもらいました。後日の血液検査結果では、やはりリウマチの数値が陽性でした。
漢方薬治療が始まりました。大量の漢方を煮だし、一番煎じは勿論、二番、三番煎じも真面目に飲んだおかげで、3ヶ月も立たないうちに、鼻水、くしゃみ、そして手のこわばりなんかもすっかり消えていました。
しかし、私は、症状が出なくなった為、子供を義母に預けていく遠慮もあり、それで通院を止めてしまったのです。松本先生に、「絶対手記を書くまで止めるなよ!」と何度も言われ、お約束したのに・・・。私はバカでした。
その後、第2子、第3子を出産しましたが、鼻炎もリウマチも再発することなく、健康そのものの15年が過ぎました。そして2015年5月、健康診断でのリウマチ因子陽性の通知。「昨年秋頃から続いていた足や手の痺れは、リウマチによるものだったのか」「とうとうこの時がきたか」と思いました。
中途半端に治療を止め、ずっと再発するのではないかという不安はありました。でも、「松本先生なら、また治してくれるだろう」という考えもありました。急いで15年ぶりに松本漢方クリニックのホームページを開き、もう一度先生の論文を読んで勉強し直しました。そうすると・・・「ここ数年の体の不調は、ヘルペスウイルス?リウマチ?」
怒られるのを覚悟で再度受診しました。リウマチという検査結果は出ていたので、鍼の予約を電話でしてから行きました。ダウンロードした問診票を書いて持って行き、病院でも問診票を書き、診察が始まりました。久々に見た先生は、15年前と勢いが変わりませんでした。問診票を見て、「リウマチとヘルペスウイルスやね」と一言。今までヘルペスなんて、名前を聞いたことあるくらいで、「自分とは全く無関係だ」と思っていました。今まで、交通事故のムチ打ち症だと思っていた首の痛み。この治療の為、あらゆる整骨院に何年も通い、いくら費やしたか・・・そこに急にできて、なかなか治らなかった謎の湿疹(先生に薬を見て頂いたら、皮膚科でステロイド処方されていたみたいです)。「毎年初夏に現れる、手指の水疱のブツブツ。これらは全部ヘルペスに関係するのですか?」と先生に聞いたら「そや!」と言われ、「手のブツブツを先生に見て」と言ったら、「そんなん見んでも分かる!」と言われました。ここ2年程、右半身の肋間神経痛、坐骨神経痛のような痛みも、ヘルペスの仕業だったのかと。目の飛蚊症もそうでした。顎関節症も。年のせいだと思っていた私の不調の全てが、先生に診断してもらうことで解けていきました。
それから先生が、「他にアレルギーは?」と聞かれたので、「実は、鼻炎とリウマチをこちらで治して手記も書かず止めた」と正直に答えました・・・。先生に、「アホ・アホ」と何度も柔らかい紙で叩かれました。私は「ごめんなさい~」と謝りました。そして「今からでも書け!」ということでしたので、今さら書いています。「先生に叩かれたことも書きますよ~」と冗談で言ったら、笑ってらっしゃいましたが、本当に今書いていますよ(笑)
これだけ書いたら先生を怖い人と思われるかもしれませんが、お茶目な人です。口は悪いけど、いつもガハハハと笑って、愛があります。世の中には、無口な医者が多くて、いつも納得いかず帰ります。聞いたら仕方なく答える医者がほとんどです。みんな自分の診断に自信がないのでしょうか。その点、松本先生は自信たっぷりで、任せてみようという気になります。それから2週間後、血液検査の結果が出ました。先生のおっしゃる通り、水痘帯状ヘルペスの値が高く基準値2.0以下が私は25.2でした。でも健康診断で出たはずの、リウマチの値は基準値以下で、リウマチではなかったのです。そう、15年前に完治していて、再発していませんでした。もちろん、鼻炎も完治して、再発していません。今の痛みは、痛む場所が短時間で移動する、線維筋痛症でした。
漢方薬を食前、食後、抗ヘルペス薬アシクロビルを1日4回服用。鍼灸を、来院時に。痛みが強くないので家では時々、お灸しています。これが、抗ヘルペス薬と一部漢方薬の保険が効かないので、出費がかなりキツイです。それさえ乗り切れれば、もっと治療に取り組めるのに。将来の自分への投資と思い、払っていますが・・・
松本先生の論文が、世間に認められ、ヘルペスの薬が保険内で手に入ることができるようになれば、この日本から、色々な病気から開放される人が増えると思います。私が事実そうであったように・・・声を大にして、病気で苦しんでいる人々に「ヘルペスを疑ってみて!」と言いたいです。今から、長いヘルペスと線維筋痛症との戦いがありますが、前回治して頂いた実績がありますから、怖くはないです。松本先生に付いていきます。よろしくお願いします。