「手足の水ぶくれ・シェーグレン症候群・ヘルペス手記」

33歳 女性 2016年3月15日

初診は平成27年9月13日でした。私が松本漢方クリニックにお世話になろうと思ったきっかけの一つは、以前にシェーグレン症候群と診断されたことがあることと、もう一つは、両手の小指付け根から、手首にかけて無数にできた水ぶくれと、両足の親指の付け根から土踏まずあたりまでにできた水ぶくれです。

シェーグレン症候群に関しては多少、目の乾きや唾液が少ないような気がするものの、生活には支障がない程度でしたので、これといった治療もせず、経過観察でやり過ごしていました。しかし、手足の水ぶくれは痒くてたまらなく、掻いては皮を破いてグズグズになりました。他の病院でステロイドを処方されましたが、全く治る気がせずに、悶々としていました。そんな中、こちらの病院のホームページと出会いました。「ステロイドは、一切使わない。膠原病も治す!」他の病院では、絶対そんなこと言いませんので、期待と興味の半分半分の気持ちで、通い始めることになりました。

初回は、問診にて、漢方薬とアシクロビルを処方していただきました。採血の結果、やはり膠原病の数値とヘルペスの数値も高いので、二度目の受診も初回と変わらないお薬を今に至るまで飲み続けています。飲み始めてから直ぐに水ぶくれは治まりました。が、水ぶくれとは別の痒みがスネ辺りに起こりました。この症状は、先生曰く、クラススイッチということでしたので、安心した気持ちで掻いて破って薬を塗るという作業を繰り返しました。発熱もありました。こちらも体が病気と戦っているな。という気持ちで解熱剤などは一切飲まずに治まるのを待ちました。

今、薬を飲み始めて半年程経ちました。1280あった膠原病の数値(抗核抗体)は320までさがりました。ヘルペスの数値は横ばいですが、自覚症状として気になるものはほとんどありません。

PDF形式で読む