「子供時代からの肩凝り、眼精疲労はヘルペスが原因でした」
匿名希望52歳2017年6月24日
匿名希望52歳2017年6月24日
<第一部:来院まで>
子供時代からの病歴であるが、基準は知らないが健康優良児に選ばれたが、風邪は良くひき、両親に連れられて比較的頻繁にかかりつけ医による注射や薬の処方を受けていた。又、幼稚園の頃は春先に目が痒くなるので眼科に通った。小学校に上がる頃には気にならなくなったが、今度は2年生の時、自覚症状が無いのに肥厚性鼻炎と診断され、3年間耳鼻咽喉科に通った。当時から、肩こりも眼性疲労もあったが、松本漢方クリニックに来院するまで、医師の診断は無く、整体に通うだけであった。眼科も耳鼻科も利かないし、中学に上がると両親が「昔は自分で治していた。薬は症状を緩和するだけ」と言いだしたことをきっかけに、病院と距離を置くようになり、大学で家を離れた頃からは、大病や大きな負傷が一度も無い私は、年に1回位しか病院に行かなくなった。
松本先生との出会いは、平成28年11月、妻が目の周りに発疹ができ、抗生物質を使わない治療を求めて松本漢方クリニックに来院したことである。妻の初診日に、私は待合室で患者手記を一気に斜め読みした。そして、長年鈍く怠い苦しみであった肩こりと眼性疲労の原因がヘルペスであろうと確信し、妻の初診の翌週に初受診した。
初受診時の血液検査の結果から、免疫力の相当の低下をあらためて知らされた。これは30年前から、ずっと疑問に思っていたことである。当時、大学院で放射線取扱者として登録され、毎月の定期検査を受けていたのだが、放射線測定器や放射線加速器類を一切操作していないのに、白血球の値が常に低くかった。私は検診医に質問をぶつけたが、「なにかウイルスと闘っているのでは?」と言われた迄であった。30年も経つと加齢も関係するのか、肩こり等の症状はひどくなっているように感じる。松本先生に2回目の受診で、血液検査結果を伝えられた際、私は慢性疾患であると認識し、ヘルペスと闘う覚悟をした。
<第二部:治療>
肩こりや眼性疲労は、痛みが治まれば治ったと回答できるほど単純でなく、進捗について答えにくい。以下も適切に言い得ているか自信がない。先ず、漢方薬とアシクロビルを飲み始めて1か月、普通に支えているだけでズッシリ重くて辛かった頭が少々軽くなってきた。その一定の改善は今も継続しており、良い方向にあると感じている。
続いて、4か月の3月頃から、ひどく消化器系の働きが鈍った感がある。整体では、消化器系と腎臓がひどく弱っていると言われたが、小便の量が激減、相当の軟便となった。その程度の軽度の症状が続いたが、ゴールデンウイークに89歳の父親が軽度の認知症を発症し、整形外科や脳神経外科にて治療と診断を受け、同時に介護申請を行ったのだが、普段の仕事疲れの上に疲れが重なって喉を傷めて発熱した。休暇を取らなかったら、こじれて身体がひどく怠くて、動けなくなった。
その後2週間、熱っぽく、生汗、昼夜目ヤニ、走ると眩暈、階段で躓く、下痢、食べたものがそのまま出る感じとなった。漢方も全く受け付けない。アシクロビルは飲んでも嘔吐。薬を定時に飲もうにも、動けず、漢方薬を煎じるのが十分行かない。思考も飛ぶ。薬を飲んだか飲んでいないのかもわからない。更に、頭がピキッとした痛みひどく、血管が切れたように感じ、動悸もあって怖くなった。2日間、薬を飲めず、5月下旬の2週間、漢方薬とアシクロビルの量を半分程度に減らした。6月に入って体調が立ち直り、動ける程度になったので、松本漢方クリニックに来院して、先生に叱られた。ヘルペスと闘う症状なのだそうだ。ただ、私は思うに、今まで経験したことのない種類の痛みなどが襲ってきたら怖いのは、自然ではなかろうか。松本先生は、変化や不安があったら、素人が勝手に判断せずに、質問してくれと仰った。
6月からはお陰様で、治療を通常に戻した。引続き、治療進捗の報告を続けていく。一つ気になっている事。私自身が、妨げになっているのではなかろうか?仕事でパソコンに向かう時に肩に力を入れてしまう悪癖、そして、毎日頭に一杯知識を詰め込んで考える習慣、リラックスを知らない、出来ないこと。