「リウマチ性多発筋痛症 経過」
85歳 女性 2015年1月
85歳 女性 2015年1月
私が右の肩甲骨が少し痛いと思ったのが、2023年8月の下旬でした。
はじめは「整体に行けば治るだろう」程度に思っていましたが、段々と痛みが増してきて、寝返りも打てず、立て膝も出来ず、身体が1本の棒のようになり、歩くことも困難になってきました。
私の娘が県立医大病院の看護師だったこともあり、その病院に行きました。そこでは1週間毎にレントゲン検査や肩外来など1日にひとつひとつしか診ていただけない診療状況でした。また、違う科に行くにも、その都度紹介状が必要で、治療が思うように進まず、脳神経内科に行ったり、総合内科に行ったりして、ようやくリュウマチ性多発性筋痛症と診断されたのが2023年12月28日でした。
その間、担当医から炎症が治まるまではロキソニンという痛み止めの薬を飲むように言われました。痛み止めの薬を服用することに抵抗があった私を診て、せめて半錠だけでも朝晩飲むように指示され、服用しましたが、炎症の数値は上がり、身体が冷えて、寒い、つらい日々を過ごしていました。
2023年12月29日に松本医院に行き、煎じ薬を処方していただきました。色々とネットで調べていくうちに、先生のお父様がされている松本漢方クリニックを知り、2024年1月4日に松本漢方クリニックに初めて訪れました。そこで、多くの手記も読ませていただき、先生からも「絶対に治るから」と力強くおっしゃってくださり、ヘルペス薬と煎じ薬を飲み始めました。最初の便は白くて驚きました。先生から鍼灸することを奨めていただき、先生のところで鍼灸を受け始めました。その鍼灸を娘が習って、私に毎晩してくれました。
肩、腕、足の痛みはひどく、朝と夜はケロリンという痛み止めの薬を飲みました。ケロリンは身体の冷えなどもなく、効いてくれました。2024年4月末ごろには痛みが和らぎ、外出時のみ痛み止めの薬を飲んでいました。
私は一人暮らしで、介護認定2なので、家のお掃除、リハビリ、鍼灸をお願いしながら、皆様に助けていただき、娘が仕事帰りに毎日お灸をしてくれたことが大きな支えになりました。
仕事柄、娘は最初のころ、西洋医学を中心とした治療法に傾注しており、治療法のことで言い争いもありました。しかし先生に会ってくれて、私が良くなっていくのを見て、私を支えてくれて、どこに行くのも送り迎えや、時には付いてきてくれたりしてくれました。息子も病院への送迎や、源泉かけ流しの十津川温泉にも何度も連れて行ってくれました。状態がよくなってきたのも、家族の協力があってこそと、嬉しく、感謝でいっぱいです。
最初の時から、「食欲がない時は蜂蜜を食べてください」と先生からのアドバイスもあり、蜂蜜がこんなに身体に元気にするのだとびっくりしていますし、今も続けて食べています。
6月には肩こりがひどく、アトピーも何回も繰り返しましたが、薬草風呂や紫雲膏で治りました。先生からは「解毒でたどる道だ」と説明がありました。
7月には、血液検査でCRPが5.9だったものが、1.66まで下がり、4月末以降、痛み止めの薬は飲まなくても良い状態で、なんとか自分のことは自分でできるようになりました。
10月の血液検査では、CRPが1.07でしたが、そのことについても先生から「85才なので検査の結果に一喜一憂せずに今を楽しんだ方が良いよ」とアドバイスいただきました。この病気になって、9㎏痩せていた体重も徐々に回復し5㎏戻りました。今では行動範囲も増え、楽しい日々を過ごせています。
先生がいつも「治るから、治るから」と励まし続けてくださって、本当にありがたく、感謝申し上げます。
今の医学では治らない病気が多すぎますが、本当に治してくださるお医者様を見つけることが大切だと痛感いたしました。