「ヘルペス手記(精神異常)」
58歳 男性 2023年12月8日
58歳 男性 2023年12月8日
35年の感謝を込めて…
松本先生と初めてお目にかかったのは35年くらい前になります。当時近くに住んでいて、風邪か何か軽いもので診ていただいたと記憶しています。その後結婚し、夫の転勤に伴い各地転々としてきました。3人の子供にも恵まれ、現在まで何かことあるごとに先生に頼り救って頂きました。私は流産しやすかった為、着床を良くする漢方を処方していただいたり、子供のアトピーや喘息でも、随分お世話になりました。
近所の病院ではなく、なぜ遠い松本漢方クリニックだったのか?
それは、殆どの医師は、痛みがあれば痛み止め等その場しのぎの薬を出すだけで本当の原因を探ろうとしません。また、原因が分からなければすぐ本態性○○と難しい名前がついているし、自己免疫疾患などになってしまい、症状緩和だけの治療がなされます。そうして安易に出された薬が、新たな病気を作っているとしか思えないからです。診療ガイドラインがあり仕方ないのかもしれませんが、その後の患者の状態をあまりに無視した治療だと個人的に思っています。本当に自分の身は自分で守らなければいけません。(だから行く病院がなかなかない!)
松本先生は、35年という長きに渡り、おっしゃられていることにブレがなく一貫していて、とにかく豊富な知識で、その場しのぎの治療ではなく患者の体のことを考えた根本的な治療をされます。松本先生に出逢えたことに本当に感謝しています。有難うございます(これからも宜しくお願い致します)
ここからは、約4年前、夫に起きた精神的な異常状態を救って下さったことを書かせて頂きます。
15年間くらい、会社(同族経営)で異常な程のパワハラを受け続け、仕事は屋外で暑い寒いの環境、7時~21時まで働きほぼ出張で帰宅は週末だけという状態でした。家族経営の会社だったこともあり、自分さえ我慢すればと、家に帰ってきても愚痴をこぼさず、心身ともに疲弊した状態でした(鬱のようだったり音に過敏、睡眠障害がありました)。
そんな中、会社が急に閉鎖となり、後処理などに追われ全て終わったあと、糸が切れたようになり、数日間ぼんやりして「なぜ私はここにいるのか?」「何をすればいいのか?」と聞かれた時に、私はどう対応すればいいのか分からず、少し休みましょうとか、散歩行こう…くらいしか言えませんでした。一人にしておけないとも思いました。心療内科にいっても出される薬は検討がつき飲ませたくない……そんな時、松本先生なら何とかしてくれるかもしれないと直ぐに電話をしました(困った時の松本先生頼み) 。
数年前に帯状疱疹になったことや再発があったことも付け加えてお伝えしたら、アシクロビルと漢方薬が送られてきました。大丈夫!という元気な声にも勇気づけられました(こんなふうに言いきれる医師も少ない)。アシクロビルは、以前娘が手湿疹でのんで効果は分かっていたので、夫もちゃんと飲んでくれました。それから2ヶ月、腑抜けのようになっていた夫は就職活動を始め再就職しました。1年半くらいはムラがあり調子が悪い時もありました。多分ストレスが強くかかった時だと思います。その時は自己責任で少し多めに飲んで対応し、様子をみながら減らし現在は飲んでいませんが、前のように(15年間の疲弊前)、笑顔が戻り、現在は前向きにバリバリ仕事しています。救ってくださり本当に有難うございました。
最後にお薬代についてですが、私どものように生活が不安定になっている時は、確かに痛いです。でも嗜好品などにかかるお金をそちらにまわすことで何とかなります。そうしてでも、とにかく心身が元気であれば働けます。何でもできます。乗り越えて行けます。生涯現役でいられます。
つたない文章ですが、同じ悩みを持った方に少しでも伝われば幸いです。