光がひかりの中で自分を意識するやり方
光はひかりの中で、影は影の中で、赤色は赤色の中で自分を意識することはできません。しかし、光が点いて影が見え色が識別できます。意識の成長段階でも赤子子供は自他の区別ができません。光も影も物理現象なので自分で自分を意識することはできませんが、計測はされます。
人の意識が成長し識別がつくようになると、光や影の強弱等の識別を口にしますが、量的な識別だけでは済まない事が起きています。机の上が明るいとか暗いとかばかりでなく、明かりが点いていてもその明かりのほんの少しの強弱にも意識の変化が伴っていきます。少し明るい少し暗いと強弱量的な明るさの言葉を出しますが、それぞれの光量の違いにはそれぞれの意識の違いがあり、計られた物理量の大小では済まないものがあります。
量を意識する心には質しかないようにさえ見えます。
「もっとひかりを」と言い残してゲーテは去りました。まもなくこの世を去るにあたって、初めての経験である闇だけの世を研究できると思ったのでしょうか。研究準備のため暗い部屋に明かりを足して欲しいと頼んだのかもしれません。あるいは闇の世界そのものにひかりを当てられることが待遠しかったのかもしれません。
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(ち) 現象 ・ イヰという統体の一つ柱の根本能動韻 (智に成しあらわれと成す現象をいざなう創造意志の韻。)
・伊耶那岐(いざなぎ)の神。 言霊イ。 (創造意志として母音世界を支える。八父韻に展開して母音半母音を結び現象子音を産む。現象に相応しい名前を付ける。)
・妹伊耶那美(み)の神。 言霊ヰ 。 (先天世界の創造意志を秘めあらわれの用意されている基盤となっている韻。)
心を神名で示したあめつちの運用原理 (冒頭の十七神の事で、頭脳内の先天構造の中の実在と働き)
(あ) 先天 ・ 中今という清浄無垢な「心の宇宙」の始まりが成立しようとする瞬間
・天地(あめつち)の初発(はじめ)の時、高天(たかあま)の原(はら)に成りませる神
(め) 実在 ・ ウという主客の宇宙世界未剖判
・天の御中主(みなかぬし)の神。 言霊ウ。 (宇宙の中心にあってすべての意識活動の元)
アワという実在と働きの剖判した宇宙区分 ・主体と客体、見るものと見られるものに分かれる
・高御産巣日(たかみむすび)の神。 言霊ア。 (噛み合わせる能動因)
・神産巣日(かみむすび)の神。 言霊ワ。 (噛み合わされる受動因)
ウアワヲオエヱという実在母音世界
・宇摩志阿斯訶備比古遅(うましあしかびひこぢ)の神。 言霊ヲ。 (経験の記憶が存在する宇宙)
・天の常立(とこたち)の神。 言霊オ。 (宇宙自然界の記憶とその関連を考え成立させる心の世界)
・国の常立(とこたち)の神。 言霊エ。 (選択する実践智があらわれてくる宇宙)
・豊雲野(とよくも)の神。 言霊ヱ。 (先天構造の言霊をどのように組んでいくかの分野の実体)
(つ) 働き ・ チイキミシリヒニという働きの父韻世界の韻律。 (主客に働き掛ける力動韻で知性の根本律動)
・宇比地邇(うひぢに)の神。 言霊チ。 (宇宙全体がそのまま現象となって現れ出ようとする力動韻。 心の実在がそのまま意識のはずみの総意の主となって直接現われ出ようとする力動韻。) 欲望世界の主体側。言霊ウの性質。
・妹須比智邇(いもすひぢに)の神。 言霊イ。 (現れ出てきた動きの持続する働きの韻。 有ることや有ろうとする選択に比べるまでもなく、意識の持続伸長発展等が直接に延びていき自己主張を続ける韻。) 欲望世界の客体側。 言霊ウの性質。
・角杙(つのぐひ)の神。 言霊キ。 (自己を正当化する規範を角を出すように掻き操って自分の方に引き寄せてくる働きの力。立てた角、自己主張、の廻りに人が生きるために必要な知識・信条・習慣等々を規範として掻き集める能動韻。) 知識世界の主体側。 言霊オの性質。
・妹活杙(いくぐひ)の神。 言霊ミ。 (自らの判断力規範によって種々の実在世界の物に結び付こうとする力動。 生きた実を得ようとする自分の心に当たり跳ね返るものを確認して結び付き、主体側の行為の有用性が生きていることを確認しようとする律動。) 知識世界の客体側。 言霊ヲの性質。
・意富斗能地(おほとのぢ)の神。 言霊シ。 (大きな識別の働きが土台となるように静まること。自分の安定を求めるため決まった方向の結論へと収束するように、選択肢がこれしかない状態を産み出し、今現在を静め治めようとする律動。) 選択世界の主体側。 言霊エの性質。
・妹大斗乃弁(おほとのべ)の神。 言霊リ。 (大いなる量りのわきまえ。人間の識別の力が心の宇宙の拡がりに向って何処までも活用されるよう発展伸長していく力動韻。自己を取り巻く大量に提供せられた選択肢の花弁の中から、自分の種の保存と伸張に都合のよい選択が用意されている律動。) 選択世界の客体側。 言霊ヱの性質。
・於母陀流(おもだる)の神。 言霊ヒ。 (心の表面に完成する働きの韻。意識内容が自己の表層へ上昇し自己の表面結界を超えて、表面で見つけたものと結び付こうとする律動とする。) 感情世界の主体側。 言霊アの性質。
・妹阿夜訶志古泥(あやかしこね)の神。 言霊ニ。 (心の底の部分に物事の原因となる音が煮詰まり成る韻。押し寄せる周囲からの圧力を利用して心の中に自分を煮詰め、それによって自分を抽出する律動。) 感情世界の客体側。 言霊ワの性質。
(ち) 現象 ・ イヰという統体の一つ柱の根本能動韻 (智に成しあらわれと成す現象をいざなう創造意志の韻。)
・伊耶那岐(いざなぎ)の神。 言霊イ。 (創造意志として母音世界を支える。八父韻に展開して母音半母音を結び現象子音を産む。現象に相応しい名前を付ける。)
・妹伊耶那美(み)の神。 言霊ヰ 。 (先天世界の創造意志を秘めあらわれの用意されている基盤となっている韻。)
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