風の神名は志那都比古(しなつひこ)の神 言霊フ
言霊フ 志那都比古とは先天活動の意図(志)がすべて(那)言葉となって活動している実体(神)と言った意味です。心は言葉に乗って何処までも活動します。言霊フモハヌは空中(外界)を飛ぶ言葉の内容でありますので、風・木・山・野の神と自然物の名が附けられています。風の神の風は人の息(いき)のことでありましょう。フとはその心、その言葉の内容を意味します。
言霊フは二(ふ)・譜(ふ)・笛(ふえ)・踏(ふみ)・吹(ふき)・伏(ふす)・深(ふかい)・殖(ふえる)・蒸(ふかえ)等に使われます。
風(かぜ)の神名は志那都比古(しなつひこ)の神・言霊フ
人は言葉を発してしまったら、それでその言葉と縁が切れる訳ではありません。志那都(しなつ)とは先天の活動で発生した意図(志)の内容である言霊のすべて(那)が言葉(都=つ・霊屋子=みやこ)となって活動しています。風の神とは人間の息のことでありましょう。言霊フはその心を表わしています。
言霊フに漢字を当てますと、経(ふ)る、吹(ふ)く、古(ふる)い、伏(ふ)す、踏(ふ)む、更(ふ)ける、……等があります。
メモ--------------------
先天内精神活動がイメージから遂に物理現象になります。
発音され息となって出て行くが、この空気振動は物理現象であるので、ここでの直接の対象にはならない。
要注意。スサノオの仕事。
それは後にイザナミの統括する客観世界を究めようとするスサノオの仕事となる。
ここではあくまで主体側の物理現象という事になる。発音という空気振動を起こした主体を問題とする。思考する時や独り言をいう時には現象となる物理事象はなく、頭脳内での意識行為となっていくが、その行為の遂行に必要な言葉やそれに変わるイメージ画像造りなどがそれに相当する。
<う>とか<へ>とか空気振動となって口から出ていってしまっても、その本人とは関係が無くなるということはない。先天活動の意図(志)がすべて(那)言葉(都)となって活動している実体(神)として既に30。頬那芸の神、31。頬那美の神言霊ス、ルのるつぼに定在しているからです。
それは後に記憶という言霊循環を造ることになる。独り言思惟行為など無言で行われる時なども言語という物理的な人工物を介して行われる。
久比奢母智によって恒常性が確認され、現象となるため外に出ていく。
本人から出るなら息となるだろうし、手紙となるだろうが、本人内に留まるなら言語活動となる。
本来先天の意図が現象となる意志を持たされていくので、アワナギでイメージと言葉が組まれて、言語となって、既にイメージでもなく言葉でもなく言語規範として活動出来るものを生み出している。従って外へ出ない場合には頭脳内での言語規範の活動となる。
風の神名は志那都比古の神・言霊フはフッと吹きかける出て行くイメージだけでなく、フッと付着する気が付くのように、またフッと出て行く場合には元出口から分かれる放れるの両方向の両立したものをいうので、頭脳内での場合には、イメージから放れて言語に付着することとなる。
こうして先天の意図は風によってやさしく付着して、次に相手に到達するまで衰える事がないようにしなければなりません。考え事の糸が途中で切れないようにしなければならない。
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言霊フ 風の神名は志那都比古(しなつひこ)の神
2011/4/25(月) 午前 4:32言霊フモハヌその他人文科学
ナイス!
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古事記の文章が子音創生の第三番目の島である大倭豊秋津島と呼ばれる宇宙区分に移ります。
次に風の神名は志那都比古(しなつひこ)の神を生みたまひ、次に木の神名は久久能智(くくのち)の神を生みたまひ、次に山の神名は大山津見(おおやまつみ)の神を生みたまひ、次に野の神名は鹿屋野比売(かやのひめ)の神を生みたまひき。またの名は野槌(のづち)の神といふ。
大倭豊秋津島の区分に属す神(言霊)はこの四神に続いて天の狭土の神以下大宜都比売(おほげつひめ)の神まで十神がありますが、説明の都合上取り合えず志那都比古の神以下の四神、言霊フモハヌの四言霊を先に登場させます。
何故かと申しますと、心の先天構造が活動を起し、それによって子音創生が始まり、タトヨツテヤユエケメの十言霊が属す津島の区分で先天の意図がイメージとしてまとめられ(未鳴)、
次にクムスルソセホヘの八言霊の属す佐渡の島の区分でイメージに音声が結ばれ、発声されます(真名)。
発声された言葉は次に大倭豊秋津島の区分に入り、空中を飛び(神名)(かな)、
聞く人の耳に入り、復誦、検討され、その内容が了解され、そこで先天の意図が達成され、一連の言霊の宇宙循環は終り(真名)、
再び先天に帰ります。この大倭豊秋津島の区分の言霊はフモハヌ・ラサロレノネカマナコの十四言霊であります。
その中で先ず取上げました志那都比古の神以下の四神、フモハヌの四言霊は大倭豊秋津島の区分の十四言霊の中の空中を飛んでいる言葉(神名)の内容を示す言霊なのであります。
風の神名は志那都比古(しなつひこ)の神
言霊フ
志那都比古とは先天活動の意図(志)がすべて(那)言葉となって活動している実体(神)と言った意味です。心は言葉に乗って何処までも活動します。
言霊フモハヌは空中(外界)を飛ぶ言葉の内容でありますので、風・木・山・野の神と自然物の名が附けられています。
風の神の風は人の息(いき)のことでありましょう。フとはその心、その言葉の内容を意味します。
言霊フは二(ふ)・譜(ふ)・笛(ふえ)・踏(ふみ)・吹(ふき)・伏(ふす)・深(ふかい)・殖(ふえる)・蒸(ふかえ)等に使われます。
大倭豊秋津(おほやまととよあきつ)島
右の文章の中の志那都比古の神より大宜都比売の神までの十四神が精神宇宙に占める位置とその内容を大倭豊秋津島といいます。
これら十四神(十四言霊)は先天の意図がイメージ化し、
そのイメージに言葉が結ばれ、
発音され、
口腔より空中へ飛び出します。
空中を音波となり、または電磁波となり、あるいは光波となり飛んで行きますが、その形式は何らこの原則には関係ありません。
空中を飛んだ言葉は人の耳(または人の五官感覚で捕捉され)で聞かれ、
復誦・検討されて、「あゝ、こういう事なのか」と了解され、
言葉としての役目が完了し、
再び先天の宇宙に帰って行きます。
この一連の活動が十四の言霊によって行われます。
そして十四言霊の中の初めの四言霊フモハヌが空中を飛ぶ時の言霊の働きであります。
十四の神名、十四の言霊について順を追って解説して参ります。尚、十五番目に生れて来ました火の夜芸速男の神については、大倭豊秋津島の十四神の解説後にお話申上げます。
風(かぜ)の神名は志那都比古(しなつひこ)の神・言霊フ
人は言葉を発してしまったら、それでその言葉と縁が切れる訳ではありません。
志那都(しなつ)とは先天の活動で発生した意図(志)の内容である言霊のすべて(那)が言葉(都=つ・霊屋子=みやこ)となって活動しています。
風の神とは人間の息のことでありましょう。言霊フはその心を表わしています。
言霊フに漢字を当てますと、経(ふ)る、吹(ふ)く、古(ふる)い、伏(ふ)す、踏(ふ)む、更(ふ)ける、……等があります。
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