「子事記(こじき)」 とは
心と言葉の子(こ)現象とその生成原理と運用の事(じ)を記(き)したもの。
心と言葉の言霊(コトタマ)現象学のこと。
冒頭の「天地はアメツチと読み」、テンチと読んだ場合には一切の解読は不能となります。
あめつち--吾(あ)の眼(め)を付(つ)けて智(ち)慧と成すべし
わめつち--我(あ)の眼(め)が付(つ)けられて地(ち)に成るべし
を一言で言い表したもの。
吾の眼とは私の意思を含め意識のことで、古事記とは意識の現象学のこと。
古事記上巻にある結論の「吾は子を生み生みて、生みの終(はて)に、三はしらの貴子(うずみこ)を得たり」 とは
自己の実相を了解して、その現象(子)を得、こうして「心と言葉」の主観客観の精神構造と働きの自覚した適用に間違えが無く、日本と世界歴史創造の一員として意志と運命を担うこと。
古事記の真意は上巻の神話と呼ばれる部分が、「心とは何か」の人類史上初めての完璧な原理を構成していること。その未だ哲学者偉人等によっても試みられたことが無いことが歴史創成上時機の到るまで隠没させられたものです。その為後世のため謎々の形で示し、約一万年前に完成していた心と言葉の原理を、時の至るまでは秘めたままにしておくことと、忘却を避けるように構成されました。そして近年に至り、その封がようやく明治天皇によって切られました。
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