投稿日: Sep 23, 2016 6:6:24 AM
1991年より米国小児保健・人間発達研究所は、全米1,300人余の新生児の「養育環境」と「発達」の関連性について追跡調査。「保育の質」保育の量」などの 観点から、「ポジティブ・ケアギビング(積極的な養育)」こそが、成長発達に関わるという見解を示している。本書は、4歳半までの調査結果をまとめたブックレット の邦訳。第二部、汐見稔幸・榊原洋一・菅原ますみ各氏による鼎談「今、日本の保育の質を考える…NICHD研究結果を踏まえて」は、現場保育および保育者養成のこれからの視点を伝えてくれている。
(紹介:木村明子,2009年9月28日)
目次
第一部
NICHD発達初期の保育と子どもの発達に関する研究
4歳半までの研究結果
・この研究で明らかになった最も重要なこと
・NICHD発達初期の保育と子どもの発達に関する研究の概要
・保育の質について
・保育の量について
・保育のタイプについて
・家庭の特徴について
・就学期以降の研究について
・さらに詳しい情報を入手するためには
第二部 [座談会…汐見稔幸・榊原洋一・菅原ますみ(司会)]
今、日本の「保育の質」を考える
ーNICHD研究結果を踏まえてー