このコーナーは,初学者向けから大学院生向けまで,保育に関するさまざまな文献を紹介するページです。
(紹介:上田 敏丈,2015年6月)
注:本のタイトルからGoogle Booksにリンクしています。Google Booksへのリンクが見つからない場合には,末尾に(CiNii)などとして,CiNii Booksなどへのリンクを張っています。
まずはここから読んでみよう。学部生向けイメージです。
宍戸健夫
『日本における保育園の誕生―子どもたちの貧困に挑んだ人びと』 新読書社, 2014
上笙一郎・山崎朋子
『日本の幼稚園―幼児教育の歴史』 ちくま学芸文庫, 1994
小田豊
『子どもの遊びの世界を知り、学び、考える!』 ひかりのくに, 2011
佐伯胖
『共感―育ち合う保育のなかで』 ミネルヴァ書房, 2007
『幼児教育へのいざない―円熟した保育者になるために』 東京大学出版会, 2001
鯨岡峻
『保育・主体として育てる営み』 ミネルヴァ書房, 2010
大場幸夫
『こどもの傍らに在ることの意味―保育臨床論考』 萌文書林, 2007
乙訓稔
『西洋近代幼児教育思想史―コメニウスからフレーベル』 東信堂, 2005
津守真
『保育者の地平―私的体験から普遍に向けて』 ミネルヴァ書房, 1997
加藤繁美
『対話的保育カリキュラム 上 理論と構造』 ひとなる書房, 2007
『対話的保育カリキュラム 下 実践の展開』 ひとなる書房, 2007
小川博久
『遊び保育論』 萌文書林, 2010
『保育援助論』 生活ジャーナル, 2000
大宮勇雄
『保育の質を高める』 ひとなる書房, 2006
秋田喜代美
『保育の心もち』 ひかりのくに, 2009
『保育のおもむき』 ひかりのくに, 2010
『保育のみらい』 ひかりのくに, 2011
『知をそだてる保育―遊びでそだつ子どものかしこさ』 ひかりのくに, 2000
無藤隆
『保育の学校 第1巻 保育の基本と学び編』 フレーベル館, 2011
『保育の学校 第2巻 5領域編』 フレーベル館, 2011
『保育の学校 第3巻 5つの今日的課題編』 フレーベル館, 2011
『幼児教育の原則ー保育内容を徹底的に考える.』 ミネルヴァ書房, 2009
『幼児教育のデザインー保育の生態学』 東京大学出版会, 2013
どんな保育があるんだろう?どんなふうに保育しているのかな?様々な園での実践の紹介したメディアです。
筒井勝彦 監督
『風のなかで―むしのいのち くさのいのち もののいのち』2009(YouTube 予告編)
トマス・パルメス 監督
『ベイビーズ いのちのちから』 2013(YouTube 予告編)
石亀泰郎
『さあ森のようちえんへ―小鳥も虫も枯れ枝もみんな友だち』ぱるす出版, 1999
Arian Mostaedi
『Preschool & Kindergarten : Architecture』Links, 2006
佐々木正美(監修)
『子どもと親がいきたくなる園』すばる舎, 2010
川和保育園(編)
『ふってもはれても―川和保育園・園庭での日々と113の「つぶやき」』 新評論, 2014(CiNii)
あんず幼稚園
『きのうのつづき―「環境」にかける保育の日々』 新評論, 2012
柴田愛子・青山誠
『子どもたちのミーティング りんごの木の保育実践から』りんごの木, 2011(CiNii)
NHK「子ども」プロジェクト
『裸で育て君らしく 大阪・アトム共同保育所』 NHK出版, 2003
佐藤学(監修)
『驚くべき学びの世界―レッジョ・エミリアの幼児教育』 ACCESS, 2011
保育学にはどんな研究があるのだろう?読み応えある書籍です。
フィリップ・アリエス
杉山光信・杉山美恵子(訳)『〈子供〉の誕生 -アンシャン・レジーム期の子供と家族生活』 みすず書房, 1980
角尾和子
『プロジェクト型保育の実践研究-協同的学びを実現するために』 北大路書房, 2008
高濱裕子
『保育者としての成長プロセス-幼児との関係を視点とした長期的・短期的発達』 風間書房, 2001
国吉栄
『幼稚園誕生の物語-「諜者」関信三とその時代』 平凡社, 2011
結城恵
『幼稚園で子どもはどう育つか-集団教育のエスノグラフィ-』 有信堂, 1998
ヴァスデヴィ・レディ
佐伯 胖(訳)『驚くべき乳幼児の心の世界-「二人称的アプローチ」から見えてくること』 ミネルヴァ書房, 2015
リリアン・カッツ&シルビア・チャード
小田豊(監修)奥野正義(訳)『子どもの心といきいきとかかわりあう-プロジェクト・アプローチ』 光生館, 2004
太田素子・浅井幸子
『保育と家庭教育の誕生 1890-1930』 藤原書店, 2012(CiNii)
岸井慶子
『見えてくる子どもの世界:ビデオ記録を通して保育の魅力を探る』 ミネルヴァ書房, 2013
ドナルド・A・ショーン
柳沢昌一・三輪健二(監訳) 『省察的実践とは何か―プロフェッショナルの行為と思考』 北大路書房, 2008
津守真・本田和子・松井とし・浜口順子
『人間現象としての保育研究 増強版』 光生館, 1999
鯨岡峻
『原初的コミュニケーションの諸相』 ミネルヴァ書房, 1997(CiNii)
S. D. ハロウェイ
高橋登・南雅彦・砂上史子(訳) 『ヨウチエン ―日本の幼児教育,その多様性と変化』 北大路書房, 2004