投稿日: Sep 10, 2018 8:23:12 AM
本年(2018年)5月に、文部科学省において①「幼児教育の実践の質向上に関する検討会」(無藤隆座長)が、厚生労働省において②「保育所等における保育の質の確保・向上に関する検討会」(汐見稔幸座長)が設置され、保育・幼児教育の質向上についての検討が進んでいます。
待機児童問題から保育の「量」の確保が先行し、優先されてきましたが、いよいよ保育・幼児教育の「質」が、国の施策の本格的な検討対象となってきました。
この検討結果を待つだけでなく、検討の経緯を共有しながら、現場、養成、研究等それぞれの立場でできることを考えてみることが、それを契機に対話を通じて考え合うことが、そしてそれぞれの実践を高め合うことが、質の向上への道筋の一つとなるのではないでしょうか。
なお、それぞれ以下のURLから、資料等を見ることができます。
①「幼児教育の実践の質向上に関する検討会」(無藤隆座長)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/140/index.htm
②「保育所等における保育の質の確保・向上に関する検討会」(汐見稔幸座長)
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-kodomo_554389.html
(執筆:矢藤誠慈郎,2018年9月9日)