投稿日: Sep 18, 2016 5:2:24 PM
著者の長崎さんは発達障害の専門家。他の著者は特別支援学校の教師たち。
近年の乳児期の発達心理学の発見である、子どもが目標志向的であることや他者と意図や情動を共有し、そこからその後の発達への基盤が形成されることに注目して、自閉症児の教育プログラムを特別支援学校の教師と共に開発している。
発達心理学の基礎的な知見が新たな発達的な可能性を開き、その示唆が今度は現場の実践からの知見と相まって、新たなプログラムへの展開へと広がっている。
(紹介:無藤 隆,2014年8月5日)