投稿日: Sep 19, 2016 6:8:10 AM
読みやすく、どこからでも読めて、明日やってみようと思える具体的な提案や問いかけが、見開きで1項目ずつ。右ページの「ある新人保育者の日記」(和田美香先生による)も秀逸。気づきや感動だけでなく、反省や答えの出ないこともそのままに、自分だったらと考える視点を提供してくれます。
各テーマ見開きに、コツを凝縮した5つのキーワードと10行ほどの解説で1ページ、新人保育者の日記という小文が1ページ。各章末にコラムも。
見た目の容易さと対極の中身の深さが、単なるマニュアル本との違いを際立たせています。
これで私もさも実践や保育者の思いを知っているかのような顔で授業や講演ができます!
(紹介:矢藤 誠慈郎,2015年8月30日)
本書の概要
第1章 保育内容
5領域それぞれに5項目ずつの具体例
第2章 様々な連携
家庭や地域、同僚、小学校との連携、幼・保・こども園の共通性
第3章 様々なニーズに合わせた保育
預かり・延長、縦割り・異年齢、乳児保育や園バス
第4章 指導計画
教育・保育課程、子どもの姿、柔軟性、振り返りと省察
第5章 保育室の環境
保育室の環境と掲示
第6章 行事
運動会、遠足、作品展・発表会、入園式・卒園式の意義
第7章 保育者が出合う問題
働きかけ、声の出し方、気になる子どもと保護者、嘘をつく子ども、他の保育者から学ぶ、など