投稿日: Sep 19, 2016 2:21:2 AM
著者は経営コンサルタント。その経験を元に、プロフェッショナル(つまりクライエントの依頼で案件を処理する専門家)の仕事のあり方を整理しています。
プロフェッショナルは、
顧客利益第一
成果指向
品質追求
価値主義
全権意識
である。例えば、コストを削減するのではなく、価値を作り出す。自分で責任を取る。
プロフェッショナルは、
行動的、(タフでアクティブ)
意欲的、(はじめてに挑戦する)
個人主義的、(人をあてにせず、自分を貫く)
論理的、(原因を追及する、明快に結論を示す、判断の根拠を示し、選択肢を挙げる)
である。 例えば、値引きはしないのだとか、なるほどと思うことが多々あります。
大学の教員は、少しプロフェッショナル的で、少し会社員的です。与えられた役目で一定の給料が出るのだけれど、同時に、自分なりのテーマを追求していて、また時に課題を解決するための契約を受ける。
刺激になる点があります。どの程度に研究者はフリーランスのプロフェッショナルになりうるのか。
(紹介:無藤 隆,2014年12月6日)