投稿日: Jan 24, 2017 8:23:47 PM
ストローをビニルテープでくっつけていって,立体を作ってみましょう。あまり深く考え込まず,ストローをどんどんくっつけていくと,おもしろい造形ができあがってきます。不安定でぐらぐらしていても,それがかえっておもしろかったりします。頑丈な立体を作る工夫は,ちょっとした前衛建築家のようです。作った作品の高さを競ったり,友だちがつくった立体と合体させて,大きな作品に発展させていくのも楽しいでしょう。入り口の敷居は低いのですが,いろいろな発展性のある活動です。
ストロー
ビニルテープ(セロテープでもかまいません)
ハサミ(オプション)
厚紙,糸(オプション)
ストローをビニルテープで接着していきます。
ストローをハサミで切って短いストローを作ったり,ストローを折り曲げたり,曲がるストローの曲がりを活用してもかまいません。
特にありません。
幼い子どもたちで立体にするのが難しいときには,机の上などで平面的にストローをつけていって形を作っていっても楽しいでしょう。ストローそのままでは長すぎて形が作りにくいかもしれませんので,あらかじめいろいろな長さに切っておいてもいいでしょう。ビルのような高い造形物をつくったり,頑丈な構造物を作るときには,三角形を作ったり,「筋交い」を入れたり,厚紙を貼り付けたりして補強すると,構造物の強度を飛躍的に高めることができます。
ストローとストローをビニルテープで接着するので,それだけでは固定できないという欠点がありますが,動きを表現するときには動いてしまうことが利点にもなります。工夫次第では動きのある作品に発展させることもできるでしょう。
三角形を組み合わせると安定した立体図形ができることが分かったら,正四面体,正八面体などの正多角形を作ってもおもしろいかもしれません。
できあがったら,糸で吊って飾ってもおもしろいでしょう。
子ども・アート・サイエンスのページ
https://www.facebook.com/sciart.jp/posts/1361396007222074
ストローとビニルテープの組み合わせではなく,爪楊枝,竹串,竹ひごなどをマシュマロやガムドロップに刺していく方法もあります。これだと爪楊枝などを刺していくだけでいいので,より簡単かもしれません。たとえば,こちらのページ(↓)を参考にしてみてください。
https://www.facebook.com/sciart.jp/posts/1311213245573684
関連してマシュマロ・チャレンジというものも,世界中で行われています。この場合,乾燥パスタ,テープ,ひもで自立したタワーを作り,最後にマシュマロ1つを載せて完成です。チーム戦で,できるだけ高くマシュマロを載せたチームが勝利となります。詳しくはこちらのページ(↓)が参考になります。
http://heart-quake.com/article.php?p=435
(執筆:深田昭三,2017年1月15日)