投稿日: Dec 14, 2016 9:56:48 AM
手作りの車のおもちゃは定番ですが,いろいろな走らせ方ができ,とても楽しい遊びです。この車のおもちゃを作るときには,車輪の作り方がポイントになります。
ここではよく見かけるペットボトルのフタを利用した車輪の作り方を紹介しましょう。ペットボトルのフタに,ストローと竹ひごを組み合わせるだけで,とてもよく回る車輪が作れます。車輪を作ったらいろいろなものの底に車輪を貼り付けて遊んでみましょう。
ペットボトルのフタ
ストロー
竹ひご(竹串でもかまいません)
穴を開ける道具(目打ち,千枚通し,キリなど)
車体になるもの(ペットボトル,牛乳パック,トイレットペーパー芯,箱など)
まず,竹ひごとストローを適当な長さに切ります(竹ひごは,ストローよりもペットボトルのフタ2個分長くします)。
フタの真ん中に,目打ちなどで穴を開けます(あまり大きすぎると竹ひごの軸を通したときにユルユルになるので,適度な大きさで)。
フタに開けた穴に竹ひごを差し込みます。竹ひごにストローを差し込んだ後,竹ひごの反対端にもフタを取り付けます。これで,車輪が一つできます。しっかりと固定したいときには,グルーガンでフタと竹ひごを接着します。
車輪を2個作り,ペットボトル,牛乳パック,トイレットペーパー芯,箱など,いろいろなものの底面にテープで貼り付けて車にします。
ペットボトルのフタに穴を開ける工程は少し危ないので,小さい子ならあらかじめ大人が穴を開けたものを用意しておいてもよいでしょう。
フタの真ん中に穴を開けるのは意外に難しいので,マーカーなどで中心点に目印を付けてから穴開けをすると,うまく穴を開けることができます。
自家用車,バス,トラック,レーシングカーなど,いろいろな車に見立てて車体を作ると臨場感が増します。ぬいぐるみなどの普段は走りそうにないものに車輪を取り付けても楽しく遊べます。
竹ひごをストローに通すのではなく,ダンボール(紙ダンボールやプラダン)のなみなみの穴に通すと,前後の車輪が安定してよく走るようです。
ペットボトルのフタを2つ重ねてダブルタイヤにすると,車軸がぶれずに走るようです。
板やダンボールを斜めに立てかけたり,幼児用テーブルの片側だけ足を折りたたんだりして斜面を作り,そこを車を走らせるのも楽しい遊びです。斜面を駆け下りた車で,(1) 並べておいたトイレットペーパー芯を倒す,(2) ゲートを作ってくぐらせる,(3) ジャンプ台でジャンプさせる,(4) 上り坂を登らせるなど,いろいろな遊びに発展させることができます。
車体の上に膨らませた風船を取り付けると,風の勢いで走る風船カーができます。下の「参考にしたインターネット・リソースを参照して下さい。
ストローの代わりに洗濯ばさみを使う方法もあります。Playkidz プレイキッズさんの「「ワクワクさん」こと久保田雅人さん ペットボトルキャップで楽しく工作!」を参考にしてみて下さい。
https://www.youtube.com/watch?v=67Yybuq9I70
(執筆:深田昭三,2016年12月12日)