2024年3月 福岡県の東部、行橋市を訪ねました。行橋駅は明治28年の創設。近辺には日本海軍の築城飛行場があり、その輸送の要でした。田川線は行橋と炭田地帯を結ぶ路線で、八幡製鉄まで燃料の石炭を輸送するのに重要な役目を果たしました。行橋市は米軍空襲を受け、1945年8月7日には大被害が起きました。しかし、この鉄道を駆け抜けた蒸気機関車C11は、戦後復興にも大きな役割を果たしました。その車輪が行橋駅に残されています。現在は平成筑豊鉄道として行橋ー直方を結ぶ観光列車としても愛されています。
駅舎
案内板
車輪
碑文
関連地図(路線図・平成筑豊鉄道HPより)