金池捕虜収容所と日独友好の桜

大分市志手桜ヶ丘聖地と金池小学校

陸軍墓地(現・桜ヶ丘聖地)には第一次大戦で捕虜となり、病気で亡くなったドイツ人兵士の墓碑もあります。ユリウス・キーゼヴェッター氏とリヒャルト・クライン氏です。中国青島のドイツ要塞攻落時の捕虜です。全国に12か所置かれた収容所の一つです。下士官の大分収容所の跡地は現在の金池小学校です。敵国であったにも関わらず、100年以上も保護管理されていたということに感謝し、2019年に子孫の下方が墓参したのです。その際に記念植樹されたのが桜です。新しい友好の形を探る桜となってほしいと思います。

関連資料

桜ヶ丘聖地入口

案内板

二人の墓

中央・二人の墓

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