歩兵第47連隊跡
大分市王子
2022年5月、大分市王子を訪ねました。この一帯は明治からの歩兵第72連隊の駐屯地でした。1925年の陸軍の軍縮(宇垣軍縮)により廃止され、その後、小倉から第47連隊が移駐されます。ここには主として大分県出身の兵士が所属しました。太平洋戦争末期には陸軍少年飛行兵学校も造られました。実は当時の観光パンフレットにも掲載されているのです。1926年6月の済南事件へ出兵、「満州事変」の熱河作戦に従事。1937年の日中戦争では南京、武漢の戦闘参加。太平洋戦争以後はフィリピンやインドネシアで戦いました。現在は公民館や学校、医師会館、公園などとして生まれ変わりました。なお石碑として、護国神社に軍旗の碑、やまばと児童公園に大分連隊跡の碑、はるか之碑が建立されています。また王子新町に陸軍用地の碑が残されています。ここの水路は当時の物を改修したものだそうです。
関連資料
陸軍用地碑
杯
境界水路
水路
観光パンフ
連隊写真
支援学校
バス停
やまばと児童公園内
やまばと児童公園内
護国神社内
軍旗の記念写真
関連地図
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