2022年10月、大分県別府市を訪ねました。鶴見地区の火男火売(ほのおほのめ)神社の敷地内に御大典の灯篭が残されていました。火男火売神社の上宮は鶴見山山頂です。この山は、温泉の源であり、平安時代に大噴火しました。それを治めたのが、この神社の由来です。石灯篭は、昭和天皇の即位の祝賀記念碑です。当時、天皇=大元帥ですので、新しい大元帥の誕生も意味していました。軍部台頭から、満州事変、最後には原爆という激動の昭和が始まったのです。その碑は戦争を考えるきっかけとなりうるものです。
関連資料
鳥居
灯篭
御大典の灯篭
社殿
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