坑木を運んだ廃線・国東鉄道跡
大分県国東市-杵築市
大分県国東市-杵築市
2024年2月 大分県国東市(くにさきし)から杵築市を訪ねました。ここに現在は廃線となっている国東鉄道があったのです。地域の人々の足として活躍したローカル線です。1922年、大正11年に開業しました。これは、陸軍大演習が宇佐中津の平野で行われた2年後です。戦時下は、当然のように軍用の運搬が主力となります。国東半島で伐採された樹木を筑豊炭田地帯に送り、坑道を支える坑木としたのです。また、途中の守江湾付近には海軍の施設があり、その運搬にも使われました。どんなものも戦争を中心として動いていく、そんな耳朶があったのです。国東駅はバスターミナル、途中は、サイクリングロードとして転用されていました。
関連資料
国東駅跡(現・バスターミナル)
バスターミナル
バスターミナル
枕木の転用
路線跡
路線(現・サイクリングロード)
サイクリングロード
サイクリングロード
サイクリングロード
サイクリングロードから
地図
googlemapより