2023年10月　福岡県大牟田市の戦争遺跡を訪ねました。大牟田市は石炭産出の宮原鉱山があり、第二次大戦の当時、日本に併合されていた朝鮮からも、多くの人々が徴用されました。強制的に連行された人々も少なくありません。三池炭鉱に連行されたのは数千名と言われます。その内、200余名が馬渡社宅に収容されました。そして、過酷な労働を強いられ、戦争の犠牲者となり、帰らぬ人となった方がいたのです。その記念碑が馬渡第一公園に建立されています。ここ付近に、朝鮮人炭鉱夫の社宅があったのです。社宅の壁には残された彼らの胸の内。馬渡公園にはその碑が建立されています。そして、ハングル文字での碑文も建てられています。