御大典の碑

大分県別府市亀川海軍病院跡

2022年3月、大分県別府市を訪ねました。温泉の町 別府市。戦前から保養地としてにぎわいました。太平洋戦争後には米軍が進駐し、チッカマウガキャンプと名付けもしました。この別府に海軍病院があったのです。現在は別府医療センターとなり、地域医療の拠点の一つです。この敷地内に御大典の碑が残されていました。昭和3年の建立で、昭和天皇の即位の祝賀記念碑です。軍部台頭から原爆という激動の昭和が始まったのです。その碑は戦争を考えるきっかけとなりうるものです。2016年(平成28年)4月14日に起きた熊本地震(熊本県と大分県で相次いで発生した地震)により倒壊したようですが、現在もその姿を見ることができます。

関連資料

現在の医療センター

当時の写真

御大典の碑

御大典の碑

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