臼杵海軍秘匿飛行場

大分県臼杵市家野

2021年7月 大分県臼杵市を訪ねました。臼杵市の家野地区に海軍の秘匿飛行場があったのです。太平洋戦争末期の1945年6月9日、飛行場建設が始まり、現在の臼杵市社会基盤整備災害支援センター(旧 臼杵商業高校)から家野公民館方面へ600m級の滑走路(幅60m)が建設されました。軍人(楯部隊)だけでなく、学徒、地域の住民、また隣の津久見の住民も動員され、多い時で1日500名を数えたそうです。作業は手作業、臼杵川から砂利をすくってきたそうです。その過酷な労働は2か月以上続きます。そして、3棟の格納庫、地下には司令室も造られましたが、結局、完成することなく終戦となりました。臼杵市の戦跡です。

関連資料

臼杵城


家野公民館

滑走路方向

みなと市場

旧商業高校

旧商業高校

滑走路方向

GoogleMap

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旧商業高校


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