陸軍墓地の宮城遥拝台
福岡県 久留米市 久留米競輪
2023年11月 福岡県久留米市を訪ねました。戦時下の久留米市には、陸軍墓地がありました。現在は久留米競輪の競技場となっています。陸軍墓地の付属施設として宮城遥拝台が建設され、残されています。高さ4.8m、最大直径6mの規模です。これは、この地から、遠くの皇居を拝むための施設です。戦時下、天皇は大元帥でした。つまり陸軍の最高司令官でもあったのです。そんな時代を語ってくれる遺構です。内部に螺旋階段があり、屋上には、遥拝碑(紀元2601年)が建っています。これは、国旗掲揚台でもあったのです。
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碑
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