街角の二宮金次郎像
福岡県久留米市六ツ門町
福岡県久留米市六ツ門町
2024年2月 福岡県久留米市を訪ねました。六ツ門町地区に、二宮金次郎像が建立されています。戦時中は奉安殿と金次郎像がどこの学校でも見られたのです。陸軍の山縣有朋もこの設置を進めた一人です。造られたのは日露戦争後や皇紀2600(1940)年がピークでした。日本が戦争へ向かい始めたころです。軍事予算は増大します。日本は不景気に突入し、人々の暮らしが困窮し始めます。金次郎その人は質素倹約、努力家です。しかし、軍部や政府により、軍事利用され、生活において我慢をする模範、国家への奉仕をすることが重要とされました。しかし、この六ツ門町の像は、戦後新たに建てられ、子どもたちの平和な未来を見つめる像となっています。ここは、「子ども110番の家」となってもいます。
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