廃墟の町と赤レンガ館

大分市府内町

20225月、大分市府内町を訪ねました。ここは大分市の中心街。大分市は海軍、陸軍ともに大きな拠点となった場所です。ゆえに大空襲を受けました。焼け野原となった廃墟の町に、黒焦げになりつつも奇跡的に残ったレンガの建物(1913年大正2年)がありました。現在の大分銀行赤レンガ館です。修復を重ねながら、そのモダンな姿で観光スポット(国の登録有形文化財)にもなっています。敗戦後の力強い復興のシンボルともなりました。そして、忘れてはいけないのが、復興が廃墟の町から生まれたという事実です。しかし、現代、人類は廃墟さえも残さぬ破滅の兵器を持っているのです。

関連資料

赤レンガ館

赤レンガ館

赤レンガ館

赤レンガ館

関連地図

関連