陸軍病院付近の国威宣揚碑

大分県別府市荘園

20235月 大分県別府市を訪ねました。戦時下の別府市には、陸軍病院(陸軍病院跡/大分県別府市陸軍石垣原分院跡/大分県別府市荘園 )がありました。温泉の治療効果を期待してのものでした。石垣原分院跡付近(50m)ほどの場所に国威宣揚碑がうずもれてあります。(現在は民家の敷地内)。国旗を掲揚の支柱穴も残されています。昭和17年(1942)の建立です。真珠湾攻撃、つまり太平洋戦争開戦の翌年です。国民(臣民)の士気を高め、戦争に対する意識を高揚させるため「国威宣揚」という明治天皇の言葉を利用したのだと思われます。

関連資料

旧陸軍病院

付近

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