『クリぞう』への感想集

『クリぞう』 に寄せていただいた感想集です。ありがとうございました。

30:沖縄から来た子達が、疎開してきて、熊本県の八代で過ごした話。戦争が終わって、沖縄に帰った彼らは、無事に戦後を暮らしていけたんだろうか?家族は、無事だったんだろうか? (読書メーターより)

29:ウクライナの状況は日増しに残酷でつらく、ただただ祈ることしか出来ずにいます。平和であることの尊さ有り難さを考えたく楽天市場を検索しました。絵本ですが大人の私にも深く学ぶ貴重なお話です。沖縄から疎開して逞しく育つクリぞうと周りの人びととの関わりを通して、戦争はあってはならないと改めて思います。体験してほしくない子どもたちも全世界でウクライナの状況から戦争の話が今なら伝わる気がしています。私の本棚に置いて、育ち盛りの親戚の子どもが遊びにきた時にプレゼントしたいです。買ってよかったです。(楽天ブックス書評より)

28:40代男性さん 悲しくなり過ぎない子供が受け入れやすい内容です。G-ランキングのコメント欄にて

27:熊日新聞読者投稿連にいただきました。個人情報の観点から、お名前はふせさせていただきます

「平和の絵本」出合えた喜び 市民団体代表

 学校図書館司書という仕事柄、本誌日曜日の読書欄で、新たな本との出合を楽しみにしている。先般、別のコーナーに、自費出版、平和の絵本「クリぞう」の紹介が目に留まった。書店に注文し、さっそく読んでみた。

この絵本はウルトラマンシリーズの脚本家・故上原正三さんの八代市千丁町への疎開体験を基に、太平洋戦争中の沖縄と熊本の子供たちの交流を描いたものである。

学童疎開で故郷を離れた沖縄の子供たちが、千丁の子供たちとで出会い、子供同士の小競り合いを経ながらも、熊本弁も覚え、次第に打ち解けて心を通わせていく成長の過程が面白い。

千兆をはじめ熊本には、2602人の子供たちが、各地に疎開してきたとされる。

 先の沖縄戦では、島民4人に1人が犠牲になった。その惨劇を伝えるため、私が関わる沖縄修学旅行平和学習では、南部戦跡での収集遺品を紹介している。溶けた薬瓶、軽便鉄道レールを利用した手作りのやり、砕けた校章、押しつぶされた飯ごうなど、手で触れながら「心と身体で感じ取る体験学習」を目指している。

 今回、熊本との関わりを描き、地域の素材を生かしたこの絵本に出合えてうれしく思う。6月23日「沖縄慰霊の日」を前にして、子どもたちにこの絵本を読み聞かせたい。

 ロシアのウクライナ侵攻が100日を超えたが、いまだ終息の道が見えない。77年前の悲惨な戦争を、今の戦争の姿に重ね、一日も早い平和を祈り、県内戦争遺産の調査を進め、世代を超え、非戦への思いをつなげたい。

26:最初は『疎開』の意味すら分からなかった娘ですが、一緒に絵本を読んだ友達に説明しているのを見て、この絵本を通して子供達が戦争について考える良い機会を与えてもらっているように感じました。 

25:疎開体験のある亡くなった母を思い出し、涙が出ました

24:私の学校にも沖縄からの疎開者が3人来ました。その時の様子、そのままの感じがして、涙が出ました。今でも、沖縄の子たちとつながりがあります。

23:この本は戦中戦後を知らない子ども達には勉強になるでしょうし、大人たちにも興味深く読まれると思います。

22:表紙のデザイン、文中の挿絵も物語の内容と合わせてすがすがしい気持ちで読めました。

21:戦争を風化させてはいけないという思いは誰もが持っているのではないかと思います。でも、日々の雑多なことに追われて忘れてしまうのでしょう。思いをかたちにし活動をしているところが素晴らしいです。

20:戦争の話は、子どもの頃に母から聞いた記憶があります。けれども、母が他界した後は、戦争体験者から直接聞くことはなくなりました。戦争を体験した人たちが高齢になり語り継ぐ人たちがいなくなったら、戦争の記憶はいつか消滅してしまうのかもしれない、となんとなく思う時がありました。

19:コロナで読み聞かせに行けませんが、明けたら、最初に読んであげたい本です。

18:「対馬丸」のことを思い出しました。戦争の犠牲はいつも弱い者・・・。

17:押し付けず平和の大切さが染み込んでくる絵本でした。

16:同じ職場の子にも読ませたら、クリぞうの可愛さにウルウルしてた

15:自分の昔の事も思い出して懐かしいほんわかした気持ちになった

14:知らぬことが書かれていて、勉強になりました。絵も懐かしい感じで素晴らしいです。

13:素晴らしい本でした。今夜、娘に読み聞かせます。

12:平和教材としても最高!8月6日に向け、孫に読んであげたいです。

11:短編小説を読む感じでした。大変、考えさせられる内容で、絵も温かみのある絵でした。

9:2冊目、3冊目と出版が継続されることを期待してます。後世に語り継ぐことは大切な事だし、大変素晴しいことだと思います。

8:『クリぞう』拝読しました。温かい絵本ありがとうございます。いちゃりばちょうでい。

7:叔父にも紹介します。おじは、受け入れ側として体験しました。

6:プロモーションビデオ見ました。光誓寺に、いつかお参りしたいと思います。

5:動画を見て感激したので、すぐネットで購入した。

4:私も何かしなくちゃと思いつつ1日過ごしてます

3:素晴らしい絵本が完成しましたネ。早速、読ませて頂きました。沖縄から疎開してきたクリぞうたちを温かく迎え入れてくれたて熊本の子ども達の優しさや、その事への感謝の気持ちが伝わる話だと思います。大切にします

2:疎開に至った背景、状況、想像以上でした。疎開先でも大きな不安があったでしょうけど、思いやりを持った受け入れ先の子供達が不安を減らしてくれたのでしょうね。絵も温かみ、柔らかみがあっていいなぁと感じました!

1:私の母は昭和15年生まれで、子供のころに、母の疎開の話を聞いた記憶があります。最近はコロナ禍で両親の家にも帰っていないのですが、また、そのような話を聞ければいいなと思いました。大学生さんたちの挿絵も、いいですね。