原口地区慰霊碑
熊本県合志市豊岡地区原口の戦跡
2023年3月 熊本県合志市を訪ねました。豊岡地区の黒石原には、かつて陸軍西部教育隊が置かれました。豊岡の原口地区に慰霊碑が残されています。地区戦没者の墓碑も建設され、慰霊を行っています。陸海軍の章も碑頂に刻まれ、戦没地もわかります。このような農村地帯も戦争とは無縁ではなかったのです。ここに、納骨堂があったのですが、熊本地震で解体されました。それを地域の方が区外の協力も得ながら、供養塔を建てたのです。
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墓碑
碑文
供養塔
碑と私
碑文
原口納骨堂解体縁起
原口を望むこの地に、昭和四十六年十二月納骨堂組合員一二六名の和協により、わが郷土の由緒ある先祖の墓地に納骨堂は建立された。
しかし、五十年を経過しその間、幾多の自然災害、特に、平成二十八年四月、震度六強の熊本地震により、甚大な被害を被る。
地震後、納骨堂解体の声が上がり、平成三十一年四月、区初集会において解体の賛同を得、原口納骨堂解体委員会を立上げる。
区民はもとより、区以外の組合員に周知し同意をえて、一戸二万円の負担により納骨堂解体及び供養塔の建立に至る。
組合員皆様のご理解ご協力に感謝いたします。
令和三年七月吉日
合掌
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