戦後も支えた陸軍の給水施設

熊本県菊池市の戦跡

戦跡の声を聴くシリーズ

2020年6月 熊本県菊池市を訪ねました。ここには陸軍の飛行場(花房飛行場)があったのです。飛行隊、教育隊、整備工場、通信隊、病院などが置かれました。そして、現在、給水施設が残されています。主に陸軍病院への給水を担っていました。昭和15年(1940)に完成し、(これは皇紀2600年です)終戦後も生き残り、なんと2007年まで、地域への給水を受け持ってきたのです。この給水施設(高さ13.57mの高架給水塔)は軍用として生まれ、しかし、戦後の復興を支えたのです。

関連資料

給水施設

門柱跡

高架給水塔

案内板

関連地図

関連動画